2024年3月下旬、東京都八丈島のヘゴの森の整備を手伝ってきました

八丈島のフィールド

ここ数日悪天候の八丈島でした。今日はANAの1便、東海汽船の定期便が欠航しました。

強風のとき、山に入りますと、倒木や落枝の直撃の可能性があります。ですので、私も安全なところ以外は山に近づくのはやめていました。

でも、風は強いものの、お昼くらいから天候が回復してきました。


今日は、「2024年3月下旬、東京都八丈島のヘゴの森の整備を手伝ってきました」と題してのお話です。


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山に入るときの必需品

山では気を抜きますと事故に遭います。

私は小さいころから山で育った人間ではありません。自分から事故に近づかないように道具はちゃんとしておかないといけません。

今日の私のヘゴの森での仕事は、オーナーが刈払機で刈った草や竹を取り除く作業です。熊手を持って行きました。

また、服はマウンテンパーカとジーンズ、手を怪我しないように皮の手袋、すべらないように磯靴(スパイク付きの長靴)の服装で行きました。

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谷に細い竹を落としていきました

オーナーは昔の道を見つけ、刈払機で細い竹を切っていきました。現れた道を見ますと、けっこうな幅でした。

軽トラくらいはギリギリ入れそうです

八丈島では、それぞれの時代の活動によって、色々な道が作られていました。新しく作られた道は、軽トラが走れるくらい、炭や焼畑農業を行ったときに作られた道は人幅くらいです。

ヘゴの森も色々な角度から見ますと、人の営みが見えてきます。

道に積み上げられた細い竹を熊手でかき集め、谷に落としました。

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メダケ赤衣病菌

たけのこといいますと、本土ではマダケのものを指しますね。八丈島では、少し違って、細いササのようなタケを食べます。

八丈島では、この細いたけのこのことを「たこうな」とよんでいます

たこうなは主に2種のものを食べます。ヤダケとメダケです。

めちゃくちゃ大雑把ですが、節がないのがヤダケ、節があるのがメダケです。

メダケはもっと正確に見分ける方法があります。

今の季節になりますと、オレンジ色のものに覆われている細い竹が見られます。このオレンジ色のものは、メダケ赤衣病菌です。

菌は宿主特異性があります。ですので、メダケ赤衣病菌が着いている細い竹はメダケということになります。


今日は、「2024年3月下旬、東京都八丈島のヘゴの森の整備を手伝ってきました」と題してのお話でした。

お昼くらいから天気が回復してきましたので、ヘゴの森の整備をしてきました。

私はオーナーの手伝いで、熊手とともに事故に遭わないような服装で山に入りました。作業は簡単で、切られた細い竹を谷に落としました。

春になりましたので、メダケ赤衣病菌が着いたメダケが見られました。

ヘゴの森も定期的にメインテナンスしなければなりません。ときどきこのような作業が入ります。

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