八丈島の平均気温は25˚C前後、最高気温も、最近ですと、7月1日に28.5˚Cを記録しました。
東京都の最高気温は37.0˚Cを記録しています。
都心からのお客様が、
八丈島は、気温は低いですが、蒸し暑いですね
というような感想がいつも聞きますね。人はこの様に感じます。野鳥はどうでしょうか?
今日は、「2022年7月8日、梅雨から夏の日差しに変わる八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
夏のような空の八丈小島
朝、環境調査のため、林道に入ろうとしました。でも、林道の法面には水を吸った重い土が、道路には土が流れた跡がありました。
崩れる兆候です
危険なので、調査は中止しました
時間が余ってしまいました。せっかくのいい天気です。八丈小島を見に行ってきました。
最近は、厚い雲に覆われている八丈小島ですが、夏の空のような青空のもと、凪いだ海の上に浮かんでいました。
ウミネコ
八丈島では、ウミネコは、嵐のときは陸に、天気がいいときは海沿いに見られます。
今年は、オオシマツヤハナムグリ(リュウキュウツヤハナムグリ)の羽化数が少なく見えます。それでも、ウミネコはいつもの場所で獲物を狙っていました。
あまりの暑さに口を開けている個体が多かったです。
コサギ
サギは水辺の野鳥です。ここ八丈島ですと、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、アマサギと水辺に見られるサギの仲間がたくさん見られます。
水の上は涼しいのか、水を飲んだり、羽繕いをしたり、水の多い場所で過ごしていました。
カルガモ
今年は、渡りが失敗した野鳥をよく見ます。写真は撮れませんでしたが、今日はミサゴも見ました。
カルガモは、八丈島では渡り鳥です。でも、ミサゴのように渡りを失敗したのかも知れませんね。
なんとか、日差しと暑さに負けないように、水辺にいました。
キジバト
八丈島では、キジバトは路上で普通に見られます。キジバトも、
人の方が避けてくれるし・・・
と考えているみたいです。車で近づいてもギリギリまで逃げません。
そんなキジバトも、夏のような暑さにはかないません。はぁはぁしながら、歩いていました。
八丈島の気候は、本土の東京ほどではありません。でも、確実に暑くなっています。
空模様も、梅雨から夏に変わりつつあります。暑さが加わり、夏本番ですね。
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