今日の午前中は、島外の博物館との共同研究のため、丸のこを使ってキノコのおがくず作りでした。
この博物館は、いつも細かなデータを添えて、意見やディスカッションをしてくれます。
一生懸命やる人と仕事をするのは、楽しいですね
今日の八丈島も、とても良い天気でした。
ですので、夕方、少しだけ出かけました。
今日は、「2021年3月18日、まだまだ続く、東京都八丈島の春の様子」と題してのお話です。
足元に咲く小さな紫色の花をつけるヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)
多くの場合、バードウォッチャーの視線は、頭の高さよりも上です。私も、この場合が多いですね。
でも、昨年から植物を見るようになってからは、上を見て足元を見て、視線が大忙しになりました(笑)。
そんな中で、気付いたのがこれ。
ヤハズエンドウです
マメ科植物独特の葉の形をしていますので、すぐに気がつきました。以前、ハマナタマメを紹介しましたが、季節が違いますね。
誰からも教わらずに、気付いたので、私も少しだけランクアップですね(笑)。
足元に咲くピンク色の花の集団をつけるヒメツルソバ
ヒメツルソバは、よく撮影する場所の足元にみられる植物です。
EOS 6D+EF50mm F2.5 Compact Macro
待ち時間、暇だなぁ〜っと思っていたら、足元のピンク色に目がいきました。今まで、上ばかり見てきましたが、意外と足元には知らない世界がありますね。
八丈島に来てから、視野が広がりましたね
八丈島では、カジイチゴが満開です
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
春になりますと、八丈島のいたるところで、たくさんの花が見られます。八丈島に来島した直後は、まったく気にもとめませんでしたが、今では、
これも見たい
あれも見たい
と、毎日、目移りで大忙しです。
八丈島は、1周たった60 kmです
こんなにも小さな島なのに、飽きがこないなんて、不思議ですね
数珠上の花をつけるハチジョウキブシ
八丈島の春は、ハチジョウイチゴ、ハチジョウクサイチゴ、カジイチゴと野生のイチゴの白い花が目立ちます。それ以外には、私は、ヒサカキ、オオバヤシャブシ、オオイヌノフグリ、を、以前、紹介しましたね。
でも、まだ、紹介していないものがありました。
これです
EOS 6D+EF24-105mm F4L IS USM
この黄緑色の数珠の一つ一つが花です。
これはハチジョウキブシです
八丈島に来た当初、朝の探鳥をしたとき、鳥とは出会えなかったのですが、目の前でこの花と出会いました。
ハチジョウキブシの花は、今は、場所によっては数珠が長いもの、短いものといろいろです。
八丈富士、三原山を眺めますと、一面の緑です。でも、よ〜く見ますと、世界は細かく、多様に広がっています。
今年も、八丈島の春を思いっきり楽しみたいですね
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