2025年10月8日、台風22号が近づく1日前の東京都八丈島の海岸の様子

八丈島のフィールド

タイムスリップして2025年10月8日に戻りますと、あの時の私は今の八丈島の状況を予想していませんでした。

地上はほぼ無風だったことから「嵐の前の静けさ」は感じていましたが、その1日後の未来は大きな災害はなく、いつもの台風のように部分的な被害とばかり思っていました。

台風22号接近1日前はできる台風養生もほぼ完了し、余計なことをしないで、私はほとんど家にいました。

あの時の海の様子の写真が少しだけ残っていました。


今日は、「2025年10月8日、台風22号が近づく1日前の東京都八丈島の海岸の様子」と題してのお話です。


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2025年10月8日の午前中の八丈島の南西側の海は、台風22号を連想させるような波はありませんでした

全ての写真は、海から離れた安全な場所から望遠レンズあるいは超望遠レンズを使って撮影しています。

当時、波浪注意報・警報が出ていました。大変危険ですので、海に近づくことはしませんでした。

海沿いの南原道路も通行止めになっていました。

iPhone 15

八丈小島を眺めますと、空こそ曇り空ですが、最大クラスの勢力を持つ台風22号が接近するとは思えないような感じの景色でした。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM
海から離れた安全な場所から望遠レンズを使って撮影しています。

午後から一変する海

午後にちょっと見てを外は最後にしました。そうしますと、午前中の海の姿は無く、時間が経つにつれて荒れ始めました。

見ていたのは、時間にして10分間くらいでした

波が大きな岩に乗り始めたと思えば、その波は見る見る大きくなっていきました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
海から離れた安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。 
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
海から離れた安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。 

目を離しますと、さらに波の様子が変わっていきました。複雑な形をした大きな波が岩に乗り越え始めました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
海から離れた安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。

さらに時間が進みますと、大きな波が岩に当たり、大きな水しぶきが発生するようになりました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
海から離れた安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。

2025年10月8日の台風22号の海の状況と2021年9月29日の台風16号の最接近2日前の海の比較

先ほどの台風22号接近1日前の海の様子は怖いものがありました。

私が知っている台風に2021年10月1日の台風16号があります。こちらも勢力の強い台風といわれ、八丈島に災害をもたらしました。

ただ、御存知の通り両者を直接比較しますと、勢力は先日の台風22号の方が圧倒的に強いです。

ところが、海の様子では台風16号の方が怖かったのです。地表を覆うくらいの波がひっきりなしに上がっていました。

自分の目で確かめた台風22号由来の波はもちろん真実です。しかし、その視線は1方向であり、評価をする全ての情報を診るものではありません。

しかも、地上はほぼ無風でしたし・・・

正直にお話しますと、あの時は大丈夫の方が気持ちが大きかったです

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM
海から離れた安全な場所から望遠レンズを使って撮影しています。

今日は、「2025年10月8日、台風22号が近づく1日前の東京都八丈島の海岸の様子」と題してのお話でした。

台風22号が近づく1日前の海の様子の写真が少し残っていましたので、共有しました。

波の様子のみで判断しますと、2025年10月8日の台風22号由来の波の高さは、2021年9月29日の台風16号よりも波の高さより低かったです。

私もどこかに心の隙を作っていました

勢力の強かった両台風を比較しますと、台風22号の方が全て圧倒的でした。今の八丈島の状況が物語っています。

台風22号台風16号
最接近日2025年10月9日2021年10月1日
最接近気圧953.3 hPa968.5 hPa
瞬間最大風速(風向、時間)54.7 m/s(北北東、5:30)41.0 m/s(北、12:40)
最大風速41.0 m/s以上が連続して続いた時間4:30-7:20

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