昨日(2025年3月4日)は本土は雪が降りました。八丈島はといいますと大雨で強風でした。
そのため、今日の八丈島着の東海汽船の定期便も欠航でした。

https://www.jma.go.jp/jma/index.html
一方、今日は、昨日よりは天候は少し緩和されたでしょうか?それでもこのブログを書いている現在、八丈島では、雷・強風・波浪・濃霧注意報が発令されています。

https://www.jma.go.jp/jma/index.html
離島に住んでいますと、どうしてもこのような灰色の空の下で生活することになりますね。

でも、これも離島の生活の一部です
せっかくですので、外に出かけました。
今日は、「2025年3月4-5日、春雨前線影響下の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
灰色の中の八丈小島
2025年3月4日は八丈島の北側に強風があり、2025年3月5日は南側に穏やかな風でした。海も同様でした。
昨日は雨が降っていたことから八丈小島は霧雨に包まれたような姿をしていました。

一方、今日は、八丈小島の標高200 mくらいより上は厚い雲に覆われていました。

湿度は上がっています。対策のため、今日は私の家でも除湿機とサーキュレーターを動かしました。
ウミウ
昔、知り合いの方がスマホで撮った写真を私に見せてくれて、

これ、ミサゴですよね
と興奮して説明してくれたことがありました。場所は海沿いの溶岩の上、写真の解像度が低いので正確には分かりませんが、写っていた野鳥は白っぽい色をしていました。
似たようなシチュエーションになりました。たしかにパッと見、猛禽です。
ただ、周囲にはウミネコとウミウがいました。
双眼鏡では距離が遠くでよく分かりませんでした。超望遠レンズで観察しても分かりません。
最終的に顔を上げたところで分かりました。ウミウの若鳥でした。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
モズのペア
八丈島では4月になりますと、モズの巣立ち雛が観察されます。ということは、3月は巣作り、抱卵、子育ての季節です。
最近は、モズの動きをずっと観察していました。そうしますと、モズのメスとオスが異常に接近していることが分かりました。
一瞬、メスがオスに餌を求める仕草を見せましたので、もうそろそろ求愛給餌が始まりそうです。私が観察している美男美女を掲載します。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジ
八丈島も暖かくなりました。早朝より少し前にはトラツグミ、早朝はコジュケイのさえずりが聴こえるようになりました。

八丈島の春の兆しが耳から聴こえます
このような時期ですので、私がマークしている野鳥たちも繁殖期に次々と入っていくはず。その中にキジも含まれます。
キジは大型の野鳥です。警戒心がとても強く、観察していますと、ピューッと走り去ってしまいます。
今日は春雨前線による小雨が続きました。雨はキジも嫌いなようですが、それでも地面の餌を探していました。
この個体は私をあまり恐れていないようでした。ずーっと観察していましたら、私の方に向かって歩いてきました。

せっかくですので、そっと撮影させてもらいました

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日は、「2025年3月4-5日、春雨前線影響下の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話でした。
八丈島は灰色の曇り空。強風であったり、雨が降ったりしました。
このブログを書いている現在、八丈島では、雷・強風・波浪・濃霧注意報が発令されています。
八丈小島の様子、モズのペアの様子、キジの様子を紹介しました。

しばらくは春雨前線の影響下で灰色の世界が続きそうですね
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