つい先日まで東海汽船の定期便が欠航続きの八丈島でした。今日は雨が降る予報でしたが、奇跡的に天気は急回復しました。
八丈島のパブリックロードレースは見事に開催され、島内外のたくさんのランナーが参加されました。
冬の八丈島はこのようなイベントが開催されます。一方、フィールドでは陸から海に視線を向けますと、ある大きな生き物が見られるようになります。
今日は、「2025年1月12日、東京都八丈島の陸からザトウクジラを見ました」と題してのお話です。
八丈島のXでは、様々な方々からのザトウクジラの目撃が報告されています
ザトウクジラといいますと、広い海に生息していますので、たとえ体が大きくとも見るのは大変そうに感じられますね。
実際、簡単ではなく、見るには運が必要です
ただ、八丈島から発信されるXでは、様々な方々からザトウクジラの報告が挙げられており、その情報に従っていけばその運も上がります。
野鳥のデータを集めていたらザトウクジラと出会いました
私は、ほぼ毎日野鳥のデータを採っています。そのデータは携帯アプリのQFieldに記録され、家でオープンソースソフトウェアのQGIFで傾向を探しています。
海上では、海の野鳥のウミウやミサゴが見られ、運が良いと、クロアシアホウドリが見られます。
そんなわけで、双眼鏡で海を眺めていましたら、海水面からシュッと煙が出ました。
ザトウクジラのブローです
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
ザトウクジラはブローをしますと潜水します
今日の八丈島の海は凪でした。ザトウクジラがブローをしますと、位置が簡単に分かります。
多くの場合、連続してブローをしたあと、ザトウクジラは平行移動の海水面から潜水する傾向が多いです。
ブローの水煙が無くなったあと、ザトウクジラは尾びれを見せて予想通り潜水しました。
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
本当は、ザトウクジラのブリーチングは滅多に見られない
私たちが普通に生活してますと、呼吸は穏やかですね。そして、息を止めたり、激しい運動をしますと、激しく呼吸をします。
これは、ザトウクジラでも同じです。海で穏やかに生活をしていますと、ブリーチングは滅多にしません。
私の知り合いの方は、毎年見事なトウクジラのブリーチングの写真を撮っています。これ、寒い冬の時期に、ザトウクジラを探し、ず~~~~~~~っと待って、やっとの思いで撮影したものなんです。
私には無理です
本当に根性がありますね
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
今日は、「2025年1月12日、東京都八丈島の陸からザトウクジラを見ました」と題してのお話でした。
今日の八丈島の陸では、島内外のランナーが集い、パブリックロードレースが開催されました。同じ日、海を眺めますと、八丈島の冬の風物詩であるザトウクジラを眺めることができました。
八丈島にいらっしゃいましたら、ぜひ、陸からのホエールウォッチングをお楽しみくださいね
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