私は、普通のレンズ群はLowepro ノバ200AW II、EF600mm F4L IS II USMはLowepro 600 AW IIIで運んでいます。
上記のカメラバッグは利点や特徴があり、使う側としても重宝しています。
では、すべての機材を運べるかといいますと、私の場合はまだ足りません。
今日は、「カメラリュックHAKUBA SLD-TR20BKのレビュー」と題してのお話です。
HAKUBA SLD-TR20BK
私の撮影場所はフィールドです。ですので、昔からカメラバッグはショルダー型よりもリュック型を好んで使ってきました。
八丈島に移住するようになってからは、持ち運びの点でリュック型のカメラバッグを最初に購入しました。
HAKUBA SLD-TR20BK(幅34 × 高さ50 × 奥行き20 cm)は、八丈島で購入したカメラバッグの中では一番古いものになります。
初期の機材は、EOS 20D、EOS 30D、EOS 6D、EF400mm F5.6L USM、EF50 mm F2.5コンパクトマクロ、EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMでした。
SLD-TR20BKは、私の場合は、カメラ1台とレンズ3本くらいならば十分な大きさでした。普通の人ですと、数本マクロレンズ、ズームレンズ、カメラですので、植物を撮影する方に最適なカメラバッグといえます。
機能を見ますと、SLD-TR20BKはとても良くできているカメラバッグであることが分かります。
外観
SLD-TR20BKの外観はカメラバッグらしくクッション入りです。少しくらいの雨でしたら大丈夫ですし、心配ならば山用のザックカバーを用意すれば大丈夫です。
ショルダーストラップは、カメラバッグらしからぬ山用のザックに近い形状でクッションも入っています。縫製もガッチリしています。チェストストラップ、ウエストストラップもついています。
ショルダーストラップの裏側はメッシュになっており、通気性も良いです。
背面パッド、ウエストパッドもメッシュになっており、山での撮影を経験した方がSLD-TR20BKをデザインしたというのが明らかに分かる構造です。
外部の収納
上部の蓋にはバンジーコードが装備されており、一時的に要らなくなった上着などの軽いものを挟んで運ぶことが出来ます。
同じく上部の蓋にはファスナー付きのポケットが有り、手頃の位置なので地図など頻繁にアクセスしたい物を入れることが出来ます。
上部左右の側面にもファスナー付きのポケットがあります。私の場合はここに有線と無線のレリーズを入れています。
下部の左右には伸縮性のポケットがあり、ペットボトルなどを入れることが出来ます。
そして、SLD-TR20BKを購入して一番良かったこと、驚かされたこととして、ある程度の大きさ三脚の収納が出来ることです。上部はストラップ、下部は三脚受け用の袋がきれい収納されており、それらを外に出すことで三脚を容易に運ぶことが出来ます。
私の場合はLeofoto LS-254C+LH30を収納しています。
上部の収納
上部を開けますと、クッション入りの仕切りがあります。この場所だけで標準ズーム付きのカメラ1台、小さいレンズ3本、ズームレンズが2本収納出来ます。
私の場合は、贅沢に、カメラ・レンズクリーニングキット、EOS 7D Mark II、電池類を収納しています。
SLD-TR20BKは仕切りで上部と下部の2層構造になっています。その仕切りは場合によっては貫通させることも出来ます。
例えば、赤円の部分を開き、上部から下部まで通しますと、EF400mm F5.6L USMなどの長いレンズをカメラから外さずに運ぶことも出来ます。
下部の収納
下部にもクッション付きの仕切りがあり、かなり大きいものを収納することが出来ます。
私の場合は、無人撮影用のミニ三脚2つとレリーズの10 mの延長コードを入れています。さらに、スピードライトは最近はあまり使わないのですが、SPEEDLITE 600EX-RT、MACRO RING LITE MR-14EX、トレイルカメラも収納しています。
こうしてSLD-TR20BKを見直してみますと、外観は山用のザックに近いクオリティーで、内部はカメラバッグらしく、かなりの機材を運ぶことが出来ます。
あと必要なのは、体力ですね(笑)
今日は、「カメラリュックHAKUBA SLD-TR20BKのレビュー」と題してのお話でした。
私がSLD-TR20BKを購入したときは、8,000円くらいでしたが、2024年では23,000円くらいの3倍の価格になってしまいました。
ただ、ザック型のカメラバッグとしてはクオリティーはとても高く、この値段になってしまったのは致し方ないかと思います。
最後に私のカメラバッグの購入方法を書きます。
私は、自分の目的に合っているかどうかを確認するため、必ず実店舗で手に取っています。
そこで、大きさが自身の機材運搬に適しているか、背負いやすいか、縫製がしっかりしているか(長く使うため)を確認しています。
最近はカメラバッグも高価になってきましたので、失敗の購入は嫌ですからね
参考になれば幸いです
それでは楽しい写真ライフを
PR