2023年度は良いことがありました。
教え子が全国レベルの科学コンクールの賞を受賞したことと、アメリカの先生の声がけで、今年の国際学会の参加を決めたことです(私は研究者を引退した身ですが・・・。)。
さて、今日は2023年度の最後の日でした。
今日は、「2023年度の最後の日、ぽかぽか陽気の東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。
三原山は空振りでした
八丈島に帰ってきてから、ミリ単位で変化する自然に未だに追いついていません。3ヶ月間のブランクはとても大きいですね。
ハチジョウキブシ、ハチジョウテンナンショウ、コケリンドウ、ハチジョウクサイチゴ、カジイチゴといろいろ見ましたが、自分がイメージしているものとは違った生育時期でした。
植物のベストは一瞬です。時間が経ちますと、すぐに別の姿になってしまいます。
自分の観察眼がズレているのが歯がゆく思いました
冬鳥や渡り鳥
植物との対話はぜんぜんダメですが、なぜか野鳥とは呼吸を合わせるのは上手くいきました。現在、八丈島には冬鳥や渡り鳥が滞在しています。
タヒバリ
タヒバリは冬鳥です。開けたところに群れでいます。地中に生息するコウチュウの幼虫を掘り出して食べる姿がよく見られます。
幼虫はいろいろなところにいます。タヒバリは、一見、石があって難しそうなところでも、器用に掘り出して食べていました。
ツグミ
今年の冬はブランクが有りましたので、ツグミとの関係は築くのは無理だと諦めていました。ところが、少し遠目から観察し始めたところ、ツグミの方から近づいて来てくれました。
しばらく、地面のミミズを探してべていましたが、モズのオスが攻撃を仕掛けてきました。
私が観察していた場所は、毎年、モズが縄張りをつくります。おそらく、巣も作られるので、他の野鳥を排除しようとの行動だと思います。
けっこう、いいシーンでしたので飛ばされて少し残念でした
タゲリ
強風が続いていた八丈島です。このとき、サギをはじめ、いろいろな渡り鳥が八丈島に飛ばされてきます。
タゲリはその中の1種です。
眺めていましたら、ビロウの付け根のようなものが地面に転がっていました。
う~ん、何だろう・・・
双眼鏡で観察しますと、何となく野鳥っぽい。でも、断定できませんでした。
近くに行きますと、タゲリが寝ていました。脅かしてはいけませんので、撮影しましたら後退りしてそのまま寝かしてあげました。
今日は、「2023年度の最後の日、ぽかぽか陽気の東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話でした。
三原林道は、思ったような生育時期の植物と出会えず、残念でした。
また、行こうと思います
一方、冬鳥や渡り鳥のタヒバリ、ツグミ、タゲリはぽかぽか陽気の中、餌を獲ったり、昼寝をしたりしていました。
今日で、2023年度も最後です
2024年度はより良い時間を過ごしたいですね
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