ここ最近、八丈島は波が高かったり、風が強かったり、霧で真っ白になっています。ANAの2、3便、明日の東海汽船の定期便は欠航になりました。
交通機関に影響が出ますと、離島で生活しているのを実感しますね
さて、このような悪天候が続いていますが、八丈島の野鳥はどのように生活しているでしょうか?
今日は、「2024年3月下旬、波浪警報、強風・濃霧注意報の中の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
コチドリ
私は八丈島8年目になりました。そんな中、今年はコチドリと出会う機会がとても多いです。
強風注意報が出ている日もありますので、コチドリは歩いていることが多いです。
人は雨で濡れるのを嫌がります。ところが、コチドリは水滴を弾く羽毛に覆われていますので、雨はあまり気にならないようです。
柔らかくなった地面から顔を出す節足動物やその幼虫を食べていました。
ハクセキレイ
八丈島では、ハクセキレイは色々なところで見られます。海沿いから平地、ときには山の方で出会うとびっくりさせられます。
ハクセキレイは、本土では川沿いでよく見られるからです
通常は数羽のグループで歩いていることが多いです。
先日、スコリアの地面の上を歩くハクセキレイを見ました。
こんなところに餌はあるのだろうか・・・?
と疑問に思っていましたが、小さな生き物を捕まえていました。
タゲリ
タゲリは、過去に愛知県で見たことがあります。遠くでしたので、「ミュー」と鳴きながら群れで飛んでいるのを双眼鏡で観察しました。
基本的に野鳥は遠くで見るものですが、たまたまタゲリが近くを歩いていました。
多くの渡り鳥は風に飛ばされて八丈島に来ます。おそらくとても疲れているのでしょう。
私に見向きもせず、ひたすら地面の生き物を探していました。
ミサゴ
八丈島において猛禽は冬に訪れます。今年は冬に八丈島にいませんでしたので、私が見た猛禽はチョウゲンボウ、オオタカ、ノスリ、そして、ミサゴでした。
ミサゴは多くの場合、海沿いにいます。魚を専門に狩る猛禽だからです
別の野鳥を探していたとき、雨の中、目の前をミサゴが通過しました。
今日は、「2024年3月下旬、波浪警報、強風・濃霧注意報の中の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話でした。
八丈島は、波は高く、強風、雨や霧ですので、野鳥はあまり活動していませんでした。地面に降りて、静かに餌を探している個体が多かったです。
脅かしてはいけませんので、こちらはじっと待ち、相手が近づいてきたときのみ撮影しました。みんなお腹が空いて、私にはあまり気を使っていないようでした。
八丈島の天候が回復しましたら、彼らは渡っていくのかも知れませんね。
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