以前、八丈島の野いちごの花のお話をしました。八丈島では、ハチジョウイチゴ、ハチジョウクサイチゴ、カジイチゴの3種が代表的な野いちごです。八丈島では野いちごのことをアビと呼ぶそうです。
あれからどうなったか気になったので、野いちごの花がたくさん咲いていた林道を歩いてきました。
今日は、「八丈島に咲く野いちごの花のその後」と題してお話です
今日(2020年5月18日)の八丈島のふもとの方はうっすらと霧でした。
山ではもっと霧が濃く、上の方はほとんど視界がありませんでした。外でじっとしていたら霧で濡れます。
以前、ハチジョウクサイチゴの花を紹介しました。特徴はミツバのような葉の形と茎に棘が生えていることでしたね。
ハチジョウクサイチゴの果実の色は赤です。
歩いているともう一種類の野いちごの果実を見つけました。カジイチゴです。カジイチゴの果実はオレンジ色です。
野いちごというと、こちらの色の方がメジャーですね。
人知れず、林道沿いの多くの野いちごは食べごろでした。味はうっすら甘めで最後にちょっぴり酸っぱい感じ。自然の味は控えめが多いですね。おいしい貴重な食料ですので、野鳥や昆虫も好んで食べます。
来年の今の時期に八丈島に来られたら、ぜひご賞味を。
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