2023年10月23日、東京都八丈島の渡り鳥の様子

動物

例年八丈島の年間降水量は3,000 mmです。私としては八丈島=雨のイメージですね。

ところが、良い天気が続く八丈島です。

計算しましたところ、八丈島の2023年1月〜9月までの合計の降水量は1,661 mm。10月〜12月の期間でさすがに1,339 mmの降水量はないと思いますので、今年はいかに雨が少ないかが分かりますね。

気象庁|過去の気象データ検索
気象庁|過去の気象データ検索

好天が続きますと渡り鳥の行動も見やすくなります。


今日は、「2023年10月23日、東京都八丈島の渡り鳥の様子」と題してのお話です。


スポンサーリンク

綺麗な青ヶ島が見えました

昨日は御蔵島、三宅島、青ヶ島が見えました。御蔵島と三宅島が重なった写真を掲載しましたね。

いい天気でしたので、南側の青ヶ島を撮影しました。海の波の反射が眩しくて、夏を連想するような綺麗な景色でした。

青ヶ島
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

ヒヨドリ

今年の八丈島はヒヨドリの群れが見られます。八丈島で生まれた個体か、それとも北から来た個体かは分かりませんが、海へ向かっての飛翔の練習をしています。

ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

マヒワ

本土ではマヒワは冬鳥です。山に行くと見られる野鳥ですね。

このマヒワ、八丈島でも見られます。声は聴いていたので、いつか見られるかと思っていました。今日はいきなり私の近くを通過しました。

マヒワCarduelis spinus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

ツバメ

八丈島ではツバメの個体数が増えたり減ったりしています。ツバメの渡りを研究されている方に報告しています。

ツバメは、八丈島ではあまり止まりません。証拠写真は空を飛んでいるシーンとなります。

ツバメの証拠写真は、毎回、カメラ技術の練習になっていますね

ツバメHirundo rustica
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

チュウサギ

今年は個体数が多くはありませんが、チュウサギやダイサギが八丈島に来ています。脅かさないように遠くから観察していますと、チュウサギの方から私に近づいてきました。

本土では水田や干潟にいるチュウサギですが、八丈島では草むらで見られることが多いです。

餌を狙う真剣な眼差しが怖いです

チュウサギArdea intermedia
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM

ゴイサギ

八丈島では、ゴイサギも渡り鳥だと私は思っています。ゴイサギは夜行性なので、昼間は動きがとてもゆっくりです。

おそらく、眠いのだと思います

いつも変なところにいますので、天敵に襲われないかとても心配な野鳥です。

ゴイサギNycticorax nycticorax
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

今日は、「2023年10月23日、東京都八丈島の渡り鳥の様子」と題してのお話でした。

空は青空でした。八丈島の南に見える青ヶ島も波の反射があってとても綺麗でした。

渡り鳥と思われるヒヨドリ、マヒワ、ツバメが空を飛んでいました。一方、サギの仲間のチュウサギとゴイサギも観察できました。夜行性のゴイサギは眠そうでしたね。

例年は湿度の高い八丈島ですが、今年は降水量が少ないです。この環境で、野鳥の行動が例年と比べてどう変化するのか楽しまさせてもらっています。


PR

タイトルとURLをコピーしました