八丈島はここ数日曇りあるいは雨の日が続いています。いつも冗談で、
青空を見たい方はぜひパンフレットを見てくださいね
と言っていますが、まさにそのとおりになっています(笑)。
今日、友達と話しました。
理由はわからないけれども、八丈島で野鳥と出会い難くなりました
と言っていました。
確かにそのとおりですね。最近の2年間のこの時期は特に難しくなりました。
不思議なことが起きていますが、いつかその理由がわかることでしょう。
さて、こんな天気の八丈島です。気分転換をしましょう。
今日は、「2023年1月中旬、天気の悪い日が続くので、同時期に見られる八丈島の野鳥を紹介します」と題してのお話です。
例年ですと、八丈島では野鳥はもっと身近な存在です。信頼関係を築けば、観察し放題です。
今年は、出会いさえないので、少し寂しいですね。
気を取り直して、本来ならば今見られる野鳥の紹介です。
イソシギ
八丈島ではイソシギのいる場所が時期ごとに変化します。一見いないと思われる場所でも、よ〜く観察しますと、羽を休めていたりします。
そういうときは、当然ですが、追っかけ回すのは可哀想なので、遠くから観察となります。
一方、機嫌がいいときは、イソシギの方から私の方へ歩いてきます。お互いの呼吸があったときに撮影させてもらいました。
ハクセキレイ
八丈島では、ハクセキレイは冬鳥です。本土に住んでいたときは、
なんだ、ハクセキレイか・・・
と軽く見ていました。八丈島に住む今では、とても貴重な野鳥です。
ハクセキレイは、八丈島に来てから数年間は、見るのが苦手な野鳥でした。今は、仲良くなる方法がなんとなく分かりましたので、最短撮影距離よりも離れるように努力する野鳥となりました。
ムナグロ
いないわけではありませんが、今年は来島したムナグロの羽数がとても少ないです。
いるのは気づいていますが、見て見ぬふりが多いですね
理由はわかりませんが、今年はムナグロにとっては不利な条件のようです。ムナグロは春まで滞在しますが、今年は距離をとって接しようと思います。
イソヒヨドリ
今年は、けっこう、イソヒヨドリが観察されたポイントを記録しています。偏りが見られますので、なわばりができているのだと思います。
ただ、固定したなわばりかと言いますと、どうもそうではありません。オスが見られたり、メスが見られたり、流動的です。
巣を作るとなわばりは固定しますので、その時期はもう少し後なのかもしれませんね。
今日は天気がいいときの八丈島の冬に見られる野鳥を紹介しました。残念なことに、今年は、野鳥は身近ではありません。
幸運にも出会ってしまいましたら、気長に接しようと思います
来週の八丈島は大しけだそうです。何事もないといいですね。