私は、普段、八丈島では、お買い物をするときだけ、スーパーなどに姿を現しますが、それ以外の起きているときはフィールドにいます。
そうしますと、一日中、誰とも話さない日は普通です。
都心から帰ってきてから、すぐに買いだめして、10日間、誰とも会わないようにしていました。
ところが、2022年4月4日から発熱が始まりました・・・。
今日は、「都心から帰ってきてから発熱の症状が出ました」と題してのお話です。
発熱時期は、一般的なコロナの感染タイムコースとは違いました
私の平熱は36.4-36.6˚Cくらいです。急に37.0˚Cになったので、びっくりしました。
最近は、潜伏期間は平均3日といわれていますね。私の発熱が始まったのは、感染の可能性のある日から数えて6日目でした。
6日目はほとんどないといわれています。しかし、潜伏感染の可能性もあります。
病院にすぐに事情を説明し、抗原検査をしました。
1回目の抗原検査は陰性
コロナ感染の可能性のある人は歩き回ってはいけません。病院が指示した駐車スペースに車を止め、窓を締めます。
電話で到着を連絡し、しばらくしますと、サンプルを取りに医師が来ました。
運転席の窓を開け、顔をハンドル側へ正面に向け、マスクをずらして鼻だけ出すよう、指示されました。
スワブを鼻の奥に入れ、鼻咽頭拭い液を採取されました。このとき、必ず咳が出ます。顔が正面なのはこのためです。
しばらく経ちますと、陰性の連絡がきました。
先生は、
PCR検査ならば確実に分かるのですが、八丈島では抗原検査しかできません
結果は陰性ですが、もしかしたら、ウイルス粒子が少なすぎての陰性の可能性もあります
と説明されました。
私もPCRの実験を専門にやっていました。当時は、反応液中に1本鎖RNAが70本の以上ならば定量的に測定できました。
抗原検査では検出限界の値が高くなってしまうのは、仕方のないことです。
今はコロナと診断されていませんので、念のため、食料を買いだめしておいてくださいね
はい、分かりました
ということで、さらに買いだめをしました。
風邪と思っていたら、さらに発熱が起きました
体がだるいな〜
と思っていましたら、それから2日後にさらに体温が急に上昇しました。38˚Cを越えました。
コロナにかかりますと、39℃以上になると聞いていました。ですので、38˚Cになったとき、
さらに、その上が来るのか・・・?
と心配になりました。それでも、慌てて歩き回ったり、人に会ったりしてはいけません。
じっと、朝を待つことにしました。
2回目の抗原検査も陰性
もし、これがコロナの症状の初めならば、可能であれば診断を受け、本格的な対処をしなくてはなりません。病院に連絡したところ、また、抗原検査を受けることになりました。
今回は、鼻腔検体を採られました。しばらく経ちますと、
陰性です
との連絡が来ました。
先生は、抗原検査の有効性と限界の両方を説明されました。そして、2回の抗原検査の結果を鑑みてコロナの可能性は低く、ウイルス性の風邪ではないかと診断されました。
ただ、発熱が心配であるならば、そのときは随時、解熱剤を服用するように処方されました。
一晩で平熱に戻りました
今後のことを考えながら一晩過ごしました。
もし、可能性が低い場合のコロナだったらどうするか?
家には充分な量の食料の蓄えがあり、当分、誰とも会わずに生活が出来ます。
40˚C越えを1週間は、さすがにやだなぁ・・・
と考えながら床につきました。
今朝、平熱に戻りました。先生の診断通りでした。私の心配は杞憂に終わりました。
様々な危険性がある中で、不安を取り除いてくださった医療関係者の方々に感謝です。
ありがとうございました
そして、今日、久しぶりに、何も考えずに外に出ました。
八丈小島の夕焼けがきれいでしたね