2022年1月の八丈島は、あられあるいは雨が多かったです。三原山と八丈富士は、白くなることもあり、路面の凍結の可能性がありましたので、あまり山側へは行きませんでした。
ですが、人に24時間あるように、野鳥にも24時間があります。探せば、寒い八丈島でも、意外と、野鳥との出会いがあります。
今日は、「2022年1月下旬、東京都八丈島の野鳥を見に行ってきました」と題してのお話です。
EOS R3を使い始めてから2ヶ月になりました
これまでEOS 7D Mark IIを撮影に使ってきました。今でも、ちょっとした撮影には登場します。
ですが、野鳥写真のメインはEOS R3になりました。高速撮影30コマ/秒ですと、EOS R3のファインダーに野鳥を入れたら、狙ったシーンは必ず撮影ができます。
また、ミラーレスカメラですので、ファインダーに露出が反映されます。普段はISOオートを使っていますが、時間に余裕があるときは、被写体の陰影を把握して、厳密にISOを設定してから撮影することも可能です。
こうしますと、シャッターを切った瞬間に、RAW現像を辞められるくらいのクオリティーの写真が撮れます。
2ヶ月使ってみて、EOS R3は撮影者を楽にさせる、現実離れしたカメラだと思いました
EOS R3とともに1月下旬の八丈島で見られる野鳥を見に行きました。
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イソヒヨドリ
寒いといいましても、風がないと、八丈島は本土よりは温かいです。そうしますと、野鳥の繁殖期も前倒しになります。
目の前にイソヒヨドリのオスが滑空しました。このオス、若干、灰色の羽が残っていますので昨年生まれた個体ですね。
若いといっても模様な立派なオス。このオスのなわばりには、すでにメスがいました。
これからのこのペアがどうなるのか楽しみです
タヒバリ
冬になりますと、八丈島の平地にタヒバリがよく見られます。
はじめは、地面を掘っていますので何を食べているのか分かりませんでした。撮影して分かったのですが、食べているものは昆虫やクモが多かったです。
昆虫の種によっては枯れ葉の中に繭を作るのですが、面白いことに、その存在も分かっていました。
どうやって学習したのか不思議でした
ムナグロ
野鳥は死と背中合わせで生きています。熟睡は出来ません。
野鳥の群れの場合、群れの外側が見張り、群れの中心になるにしたがって眠る個体数が増えます。そして、見張りは交代します。
ヒトは寝不足になりますとあくびをしますね。これは、イヌでもネコでも同じです。
そして、野鳥もあくびをします。群れの規模が小さいと、それに属する個体は慢性的に寝不足です。
ムナグロがあくびをした瞬間を撮影できました。
カルガモ
本土ではカルガモは留鳥ですが、ここ、八丈島では稀な渡り鳥です。私が見る限り、八丈島に留まる個体数は少ないですね。
たまたま、近くにいました。長旅の疲れをとるために休んでいますので、そっと撮影させてもらいました。
ウミウ
本土ではウミウは留鳥でしょうか?海へ行けばだいたい見られます。
ところが、八丈島ではウミウは冬鳥です。何でわざわざ南の島に渡ってくるのか不思議です。
ウミウは、他の野鳥と違い、羽を広げて乾かさないといけません。そのシーンは撮影できませんでしたが、ぼ〜っとしているところをそっと撮影させてもらいました。
EOS R3を使い始めてから野鳥の撮影がとても楽になりました。いい関係を築けたとしても、短時間で撮影が終わるのはいいですね。
以前にも増して、野鳥の自然の姿を撮影できるようになりました。焦って写真を撮らなくても良くなりましたので、逆に観察する時間が増えましたね。
データを集めが楽しくなりました
八丈島はまだまだ探求できそうです
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