感染拡大防止の要請のため、今(2020年3月17日)は旅行が自粛されていますね。これは仕方のないことです。沈静化するまで頑張るしかありません。
そうはいっても、誰しも欲望はあります。今、八丈島へ行くことができないこの記事を読んでいる方に向けて、八丈島の春のお話をします。
春に咲く八丈島の野生のイチゴ ーハチジョウクサイチゴー
イチゴ、いちご、苺と言葉では色々な表現方法があります。花言葉は
「尊重と愛情」、「幸福な家庭」、「先見の明」、「あなたは私を喜ばせる」
https://hananokotoba.com/ichigo/
だそうです。イチゴからこのような意味を連想されるとは素敵ですね。
ハチジョウクサイチゴ
- 学名はRubus nishimuranus Koidz. 。
- カジイチゴとクサイチゴの雑種と考えらています。
- 葉はミツバのように三葉で、茎に棘があります。
似たような種にハチジョウイチゴとカジイチゴがあります。私は両者を、葉の形、花が下向きで咲くものとそうでないもので見分けています。
花は白く、シワが多いです。八丈島は強風の日もありますので、せっかく花が咲いても、かわいそうですが破れてしまうこともあります。
ふつう木苺は、オレンジ色の実がつきますね。しかし、ハチジョウクサイチゴの実は赤色です。とても目立ちます。味は、栽培品種のイチゴと違い、口に入れると、はじめはちょっと酸っぱく、そのあと柔らかく甘くなります。とても控えめな味です。
一年後、今の問題は解決されていることでしょう。今年は無理でも、ぜひ来年はこちらにいらして、ハチジョウクサイチゴの花を含む八丈島の素朴な春をお楽しみください。
PR