台風9号、10号は低気圧に変わり、八丈島から離れました。それでも、海沿いでは、風は7 m/sくらいありました。
今日は、一時、雲が少ないときもありました。八丈小島の全景も見られましたね。
突然の雨もありました
私もカメラも直撃してしまいました
こういうこともありますので、八丈島では、カメラもレンズも防塵防滴が必須です。
さて、このような天気が続きますと、やる気が起きないように思えますが、弱い日差しの日は、目に見える色が自然の色になります。
今日は、「2021年8月12日、東京都八丈島の八丈富士で身近な花を見てきました」と題してのお話です。
「夏」の言葉の意味は一つですが、八丈島の夏は少しずつ変化をしています
私が、小学生・中学生・高校生のころ、フィールドに全く興味がありませんでした。春夏秋冬の季節が4つに分け、各季節の期間中は、気候に変化がなく、一定と考えていました。
ところが、バードウォッチングを始めてから、野鳥は営巣をするし、雛は徐々に成長し、1日1日は違うということを知りました。
そのような考え方に達しますと、花も毎日変わるのではないかと思うようになりました。そこで、八丈富士で見られる花を見に行ったわけです。
ラセイタタマアジサイの花
ガクアジサイの季節が終わりました。次はラセイタタマアジサイの季節が始まります。
以前、このブログでも蕾を紹介しました
それから少し時間が経ちますと、まあるい蕾に亀裂が入り、中の両性花が漏れ出してきます。
くす玉が割れるような感じですね
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
ラセイタタマアジサイの花の下には、蕾の殻が落ちています。さらに時間が進みますと、こうなります。
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
ガクアジサイと比較しますと、派手さはなく、両性花の塊がぽこっ、ぽこっと現れます。
アシタバの花
八丈島の食事で有名なのは、くさや、島寿司、そして、アシタバ。最近ですと、大竜ファームさんのうみかぜ椎茸、八丈乳業の乳製品ですね。
アシタバといいますと、ピンとこない人がいるかも知れません。天ぷらにされてでてくるあの緑の葉っぱといえば、分かるでしょうか?
そのアシタバの花はこんな感じに咲きます。
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
野生の植物ですので、派手さはありません。このアシタバ、草の高さが1 mを超えることもあります。
ナンバンギセルの花
八丈島は、この季節になると、紫色の花を付けたへんてこりんな植物が出てきます。
ナンバンキセルといいます
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM
この植物はとても変わっていて、光合成をする葉がありません。ススキの根から栄養を吸収する寄生植物だそうです。
いかがでしたでしょうか?
今日の八丈島は、いい天気ではありませんでした。でも、曇り空の下ではこのように少しずつ植物が変化をしています。
今日は、雨直撃で、じっくり見られませんでしたが、八丈富士にはまだまだマークしている植物があります。
しばらくは、楽しめそうですね
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