八丈島も秋が深まり、気温が下がってきました。この時期になると、海に囲まれている八丈島では、ある大型の生物が来島します。
今日は、「2020年秋の東京都八丈島にザトウクジラの季節が到来しました」と題してのお話です。
クジラを見つけるには、海が凪いでいるときが最適です
ザトウクジラは、体重30 tの大型のクジラです。オス、メスとその子供が八丈島で見られます。
海が凪いで波がないと、突然海水面から潮が勢いよく吹き出します。これは、クジラのブローという行動です。
初心者でも海をぼ〜っと眺めていても見つけることができます。
潮を吹いたあとは、背中を見せ、くるっと丸まり、尾びれを見せてから、海底へ潜ります。
運がいいと、クジラのダイナミックな行動が陸から見られます
八丈島は海に囲まれた島ですね。ですので、クジラを見るチャンスはあります。
さらに、運がいいと、ブリーチングという、魚みたいに一度空中に浮いてから、海水面に落ちる行動も見られます。
陸からのホエールウォッチングのおすすめスポット
大潟浦園地
ここは芝生いっぱいの場所です。八丈島の憩いの場の1つです。
強風がなければ、観察に適した場所です。意外とクジラが近くに来てくれます。
藍ヶ江港
ここは陸からクジラを見るベストスポットです。クジラが防波堤のすぐそばまで来ますので、高い確率で大きなクジラを見ることができます。
また、クジラを待っている間、足湯のきらめきの湯を楽しんだり、新しくオープンした、あいがえスタンドの軽食のテイクアウトを楽しむことができます。
八丈島は都心から1時間弱の場所です。そして、たったそれだけの時間で野生のザトウクジラが見られます。
この冬、八丈島でクジラとの遭遇はいかがでしょうか?おすすめですよ。