左足首を挫いてから1週間以上経ちました。未だ回復せず。
八丈島のお医者さんに

可能であれば、東京で整形外科でMRI検査を受けることをすすめます
と言われていました。決心して都心へ行くことにしました。
八丈島は観光地です。東京に行きたくても、飛行機の予約はすぐにはとれません。上京は20日後にすることにしました。
離島の八丈島では「島外医療機関へ通院される方への交通費一部助成」という制度があります。条件によって申請が認められる場合とそうでない場合がありますが、一応、申請も出すことにしました。
上京までに治れば御の字ですし、治らなければ原因が分かり、次のステップに進みます。
今は下手に動くよりもじっとしていることが一番。今回も撮り貯めたものを紹介します。
今日は、「東京都八丈島のキジバトの様子」と題してのお話です。
八丈島の身近な野鳥、キジバト
八丈島では理由はよく分かりませんが、キジバトが身近にいます。車を運転していますと、だいたい目の前を歩いています(笑)。
普通の野鳥は車が近づきますと飛び去ります。ところが、キジバトは上手くやるとすぐ脇を通過することが出来ます。
八丈島のヒトは比較的安全と認識し、しっかりと測って距離を調節している証拠です。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
求愛行動
キジバトのオスは喉元を膨らませて頭を激しく上下して、メスにアピールします。
この行動、1年でも長い期間で見られます。他の野鳥は春になると繁殖期ですが、キジバトの繁殖期の期間が長いのかも知れません。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジバトのオスのメスへのアピールを目撃しました。オスはいつもメスの横に止まり、喉を膨らませて頭を上下に動かします。
私がこれまで見た野鳥は、オスの行動に対してそれなりの応対をするのですが、このキジバトのメスは一生懸命アピールしているオスに対してあくびを見せました。
あくびされたオスの目が、「え゛っ・・・」と言っているようで可愛そうに見えました。

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
ペアになった後の行動
八丈島ではポピュラーなキジバト。時には交尾のシーンを目撃することもあります。
観察していますとけっこう交尾をしているのですが、交尾=産卵というわけでもなく、受精率はそれほど高くないのかも知れません。

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
ただ、餌をとる時、ペアだったのが単独になったりと、行動は少しずつ変化します。その過程で小枝を集め始めたりします。

巣作りの開始です

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジバトの巣は他の野鳥と比べますと精巧には出来ていません。とりあえず枝を置いてメスが抱卵するためにしゃがんで固めたような感じです。
ですので、卵の状態は、何かの拍子で巣から卵が落ちそうな感じです。

抱卵期間に入りますとペアで行動していたキジバトは1羽で見かけることが増えます。アップで写真を撮影しますとその時期の個体のお腹の羽毛は乱れているので、抱卵していることが分かります。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジバトの若鳥は羽毛のパターンや色で判断できます。全体的な色は黒っぽく、耳の近くにあるキジバト特有の模様はありません。
キジバトは繁殖期はペアで行動することが多いです。3羽の時はメスを別のオスが狙っているときです。
だいたいメスを巡って争いになるのですが、私が見つけたペアはなぜか1羽をいつも受け入れ、3羽で行動をしていました。
写真を撮って分かりました。この黒い個体はおそらくペアの昨年生まれた子どものようです。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

知らないことはまだまだたくさんありますね
今日は、「東京都八丈島のキジバトの様子」と題してのお話でした。
八丈島では、キジバトは身近な野鳥です。いつでもどこでもすぐ側で見られます。
このキジバトの1年を通しての行動を写真で紹介しました。

まだまだ撮影していないシーンがありますね
これからも脅かさないように撮影したいと思います
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