八丈島で、プロの写真家さんと一緒に光るキノコの撮影をしてきました

菌類

島外からのお客様にとっては、八丈島の湿度はとても高いですが、毎日生活していると湿度が徐々に下がっていることがわかります。

最近では、三原山、八丈富士の山頂が見え始め、季節が梅雨から夏に変わりつつあることがわかります。そうしますと、湿度が必要な光るキノコはだんだん見られなくなります。

私のフィールドでは、光るキノコはもうそろそろ終わりそうです。


今日は、「プロの写真家さんと一緒に光るキノコの撮影をしてきました」と題してのお話です。


以前にも書きましたが、暗闇での光るキノコの撮影は大変危険です。たとえ、自分のフィールドであっても下調べが重要です。

今回は暗闇ですので、フラッシュをたくと、プロの写真家さんの撮影の邪魔をしてしまいますので、撮影シーンの写真はなしです。


数日前は光るキノコのヤコウタケは簡単に見つかりました。しかし、2020年7月12日の昨日は苦戦。

しかも、ようやく見つけた貴重なヤコウタケもカタツムリに瞬殺される悲劇。自然の中での撮影は大変です。

ヤコウタケMycena chlorophos
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro+Life Size Converter EF
苦労して見つけたヤコウタケもこのあとカタツムリのお腹に入ってしまいました・・・。

みなさんが知らない光るキノコとして、このようなものもあります。

スズメタケPanellus pusillus
EOS 6D+EF50mm F2.5 Compact Macro+Life Size Converter EF

これはスズメタケといいます。光はとても弱く、そのかわりに数ヶ月光り続けます。

光がとても弱いので撮影は大変です。私のカメラではこのような写真が限界です。

もっといいものを撮るためには、NikonのD5が必要になります。もう、私の光るキノコの写真の師匠クラスでないと、撮影は難しいです。

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ここで、光るキノコの撮影の裏話。森は真っ暗ですので、不意打ちで枝が目に刺さる可能性があります。

ですので、下調べは絶対に必要です。あと、最悪を避けるためにメガネはあったほうがいいです。

腕は伸ばして手を必ず顔の前に起き、進行方向に危険な枝がないか常に気をつけます。カメラも枝に当たる可能性がありますので、レンズを守るためにレンズキャップは撮影直前まで外しません。

あと、森なのでカ(蚊)がたくさんいます。私は刺されてもすっと腫れが引いていきますが、カ(蚊)に弱い方はとても大変だと思います。

長靴、長袖、長ズボンは必須です。あとカ(蚊)の忌避剤もあった方がいいです。

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突然の夕立もあり、八丈島の夕立は豪雨なので大変です。ギャーっとなって退避するのもよくあること。

そんなハプニングも楽しみつつ、光るキノコを撮影できるようになると深みに入ります。今年はたくさん光るキノコの写真撮影の勉強ができました。

私はまだまだひよっこレベルですが、力がつきましたら、光るキノコの撮影のガイドもいいかなぁ・・・と思っています。

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