昨日は、台風16号の猛威で怖い思いをしました。これは八丈島の島民全員が同じ気持ちだったと思います。
高齢者等避難の情報は早めに出ていました。そのあと台風16号は猛威で八丈島を通過しましたので、指示は本当に的確でした。
関係者の方々には頭が下がる思いです
私のように、ほとんど被害を受けていない人もいれば、ニュースに取り上げられたような大変な被害を受けた方々もいらっしゃいました。
心からお見舞い申し上げます
そして、今朝、私たちは穏やかな朝を迎えました。
台風一過です
今日は、「2021年10月2日、台風一過の東京都八丈島の海岸の様子」と題してのお話です。
道路の通行止めは、次々と解除されました
登龍道路、南原道路、底土港のロータリーなど、災害を受ける危険性のある道路は前々から通行止めにされていました。
登龍道路の入り口の写真です
通常は、通行止めのときは黄色と赤のバーが降りて道を塞いでいます。
バーが上がっていて、「この先通行止め」とは・・・?
と考え込んでいましたら、数分後、防災無線で通行止め解除が発表されました。管理の方々が、最終チェックをしていたのですね。
お仕事、お疲れさまでした
八丈島の北側の海岸は、台風16号からのうねりが打ち付けていました
静かなときは、八丈ブルーとよばれる海も、今日は荒れ狂っていました。
底土港側から撮影しました。次々と巨大な波が岸壁に打ち付けていました。
場所を変えて、神湊港近くの海も同じく、大きな波が来ていました。
分かりやすくするために、波しぶきの小さい写真を意図的に選んでいます。実際は、水しぶきが大きすぎて画面真っ白になってしまいました。
水しぶきが見たいからといって、近づきすぎると波に巻き込まれます。
物足りないくらいが、ちょうどいい距離です
八丈島の南側の海岸で見た巨大な石
今度は南側のナズマドへ行ってみました。ここはダイビングスポットで有名な場所です。
台風16号は北側にあります。ナズマドの波は、北側の海よりは、わずかに穏やかでした。
きれいな青空と青い海でした
でも、荒れていますので、ダイビングは無理です
あたりを見回しますと、巨大な石がゴロンとありました。
この石の直径は50 cmくらい。台風16号が通過しているときに、波と一緒に打ち上げられたものです。
昨日、台風16号最接近のときに、通行止めだった底土港のロータリーに、白い車が入っていました。
台風の大波に、打ち付けられる(波の力はとても強いです。)、さらわれる、また、その波の中に入っているこの石で撃ち抜かれる可能性もありました。
島民はこれが起きることをよく知っています。
台風通過中の八丈島の状況が珍しくて見に行ったのかも知れませんが、これは自殺行為でした。
自然はとても怖いものです
好奇心は大切ですが、命あってのものです
八丈島では無謀なことは謹んで下さい
よろしくお願いします