体力がないので、八丈富士や三原山登山ができません
それでも、植物には興味があるんです
どこか、いいところはありませんか?
それでしたら、沢の小径ですね
私も大好きな場所です
八丈島には三原林道、鴨川林道、こん沢林道などがありますね。いずれも魅力的な場所です。
ところが、大雨が降ったりすると、通行止めになりやすい場所でもあります。
大雨が降ったときは、もちろん、どこにも行くべきではありません。しかし、沢の小径は、大雨が降ったあとの回復が比較的早いです。
今日は、「2021年夏の東京都八丈島の沢の小径の様子」と題してのお話です。
沢の小径の作業道は、法面にはシダ植物、頭上はタブノキやスダジイで覆われています
注意点
入口付近から続く道は作業道です。農家の方々が使いますので、じゃまをしないよう、作業車が通るときは道を開けて下さい。
沢の小径の場所はここです。
入口から続く道の法面には、カツモウイノデ、タマシダ、ハチジョウカグマなどが見られます。また、周辺には、ガクアジサイ、ラセイタタマアジサイ、アオキ、テイカカズラ、スダジイ、タブノキなども見られますね。
そして、ヘゴも見られます。
沢の小径では、八丈島の代表的な植物が普通に見られますね
沢の小径は、車が通れない道にはいりますと、さらにジャングル感が増します
沢の小径の作業道は、橋を渡りますと、更に奥に続きます。一方、散策路はここで分岐します。
ジャングルを探検しているような道になります。
右側にはヘゴ、左側にはリュウビンタイが見られます
突き当りにつくと木製の橋を渡ります。この橋は雨が降ったあとはとても滑りやすいです。
足元が不安な方は、この橋を渡らず、回れ右して帰ることをおすすめします。
沢の小径の木製の橋を渡ると、ウラジロの群生と出会えます
つるつるの橋を渡ったあと、タケ林を通過します。この道は昔の作業道のようです。
そして、進行方向左側にウラジロの群生が現れます。
1つ1つが大きいので、圧倒されます
散策路は、最終的に沢の小径の作業道と合流します
ず〜っとあるき続けますと、最後は作業道と合流します。写真のように、緑のトンネルを歩くような感じになります。
さらに進みますと、湧き水が出てきて、作業道のわだちに沿って水が流れ、最後は三原川へ流れ込みます。
約1年前に書いたブログでも、湧き水のことが書かれてありましたね。こんな感じで水が湧き出てきます。
沢の小径は、八丈島の原生林の様子が見られる場所です。八丈富士や三原山を登山するような体力も必要ありません。
気軽に植物を楽しめる場所ですね
また、今日は、書きませんでしたが、野鳥もたくさんいます。バードウォッチングにも適していると思います。
疲れてしまって、でも、もう少し、何か見たいのであれば、沢の小径はおすすめの場所ですね
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