八丈島は周囲が海で囲まれているため、風が吹くとそのままのスピードで来ます。
強風の時は、気をつけていないとドアが凶器になったりします。
では、無風の時は安心かと言いますと、それはそれで別の物が待っています。
今日は、「無風の八丈島で車のドアを開ける時、注意すること」と題してのお話です。
ヤモリ
ヤモリは、漢字では「家守」と書くそうです。家の中の害虫を食べるため、「家を守る」生き物と言われています。
八丈島でもヤモリは見られます。八丈島にはミナミヤモリが移入されているそうですが、私は識別ポイントを確認していませんので、ここでは単にヤモリと記載します。
八丈島でのヤモリの活躍はシロアリの婚姻飛行の時が有名でしょうか?壁に張り付いたシロアリを食べてくれます。
ただ、私は、一般の方々が期待するほどの生物農薬としての機能は限定的と思っています。

お腹がパンパンになったら、それ以上は食べられませんからね(笑)

EOS 6D+EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
八丈島ではヤモリはいたる所で見られます
最近の私の仕事は野外です。山などで働く時は、重機も使います。
そして、通常、その重機は倉庫で保管されています。ヤモリは家にもいますが、倉庫はもっと大量にいます。
シャッターを開けますと、頭にぴとっとヤモリが落ちてくることはよくあります(笑)。

車のドアを開ける時はヤモリの侵入に注意しましょう
ヤモリは、家を守っているのではなく、通常は野外に住み昆虫などを食べて生活しています。倉庫でよく見られるのは、風雨を妨げられますので、安心して生活できるからですね。
そして、このヤモリ、けっこう色々なところで見られます。その中では、暑さを避けて日陰においてある車のドアの隙間にすっぽりと入っていることもあります。
多くの場合、車のドアを開けますと、ドアとドアパッキンの間に潜んでいます。

この時、対応がけっこう難しいです。
ドアを開けますと、潜んでいたヤモリと邂逅します。

あっ・・・

あっ・・・
この何とも言いようもない間が、私とヤモリの間におきます。何とか車の外に出したいのですが・・・。
頑張ってそっとヤモリを取り出そうとしましたが、さっと車の中に入られてしまいました
こうなるとお手上げです。ヤモリを捕まえることは不可能になりました(悲)。

ヤモリに入れらた後、車の中は生臭くなります(苦笑)
生物が生きるためには水が必要です。爬虫類は水の要求が少なめですが、それでも水が無いと死んでしまいます。
ヤモリは車に入りますと、隙間に潜み隠れます。しかし、水がありませんので、そのまま死んでしまいます。
生き物が死にますと、当然腐ります。
私の車の中は日に日に生臭くなっていきました(苦笑)。
この生臭さ、トリメチルアミンの臭いです。
アメリカ時代、カの嗅覚の研究をしていました。同定されたカの誘引物質の一つにこのトリメチルアミンがありました。
研究室内では匂いの研究をしていますので、目に見えない匂い物質をそこら中にばらまくことはできません。
高濃度の誘引物質は特定のドラフトチャンバー(英語ではfume hood)内でしか扱えません。

あの時の生臭さを思い出しましたね(笑)

今日は時間がありましたので、車の中を捜索し、ミイラになったヤモリを見つけ処分しました。しかし、匂いは残ります。

この生臭さとはしばらくの間付き合うことになりそうです(悲)

車の中からミイラ化したヤモリが見つかりました
今日は、「無風の八丈島で車のドアを開ける時、注意すること」と題してのお話でした。
車のドアを開ける時、ドアとドアパッキンの間にヤモリがいることがあります。こうなりましたら、多くの場合は、ヤモリが車の中に入ってしまいます。
車の中に入ったヤモリは、水がありませんので、そのまま死んでしまいます。
それだけなら良いのですが、その後は車の中は生臭くなります(苦笑)。
ドアを開ける時は気をつけているのですが、こればっかりは運ですね。

ヤモリさん、死んでしまいますので、できれば私の車の中には入らないでくださいね
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