八丈島に来てから道について学んだこと

生活

本土に住んでいた時、道路は障害物のなく平らでした。ですので、車を運転していても避けるためにハンドルを切ることなどはありません。

ときどき清掃車が道の脇の埃をとったりするくらいです。多くの人が利用する幅の広い道は、車移動にとって、とても都合がいいものでした。そして、それが当たり前と思っていました。


今日は、「八丈島に来てから道について学んだこと」と題してのお話です


本土では、本当に道路には障害物はありません。しかし、それは私の無知から来ていることが、八丈島に住むことで分かりました。

八丈島では、大雨が降れば鉢巻道路の土砂崩れであったり、登龍峠の道路が土砂や枯葉で覆われたりします。道路に障害物が現れるのは、普通にあることです。

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でも、いつの間にか綺麗になっています。

でも、いつの間にか自然に綺麗になっているわけではないのです。

昨日のこん沢林道の様子です。

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今日のこん沢林道の様子です。

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たった1日で、何が変わったでしょうか?今日の方が、見えるアスファルトの面積が広くなっていますね。

車の通りが多かったからでしょうか?私は違うと思っています。

妙に、車が走るところだけ枯葉が綺麗に無くなっているのです。


直接の例にはなりませんが、山道の写真です。

見えにくいですが、足元には枯葉がびっしり敷き詰められていますね。本来、自然の豊かな八丈島では、葉が茂ると同時に、枯葉も量産されます。


私たちが八丈島で生活する限り、土砂や枯葉は常に発生し、共にしなければなりません。

では、なぜ道路にあるはずの枯葉がなくなっていたのでしょうか?

もう、気がつきましたね。林道を管理されている公的機関と土木工事業者の方々が入って、整備しているのです。

本土では、土木工事=自然破壊と短絡的な情報しか入ってきていませんでした。そして、私もそのように考えていました。

しかし、現実は違います。今日、この瞬間、この場所に立てるのは、私の知らないところで道の管理・整備が営まれているからです。

道路を見ながら、いつも感謝しています。ありがとうございます。

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