私は、仕事の1つが自然ガイドで、バードウォッチングが趣味です。八丈島に来る前は、仕事が休日の時はよく歩いていました。
フィールドでは足回りはとても大切です。
今日は、「靴のソール(靴底)が、体に影響を与えることを知りました」と題してのお話です。
持病のヘルニアが悪化
今年の5月から持病のヘルニアが悪化しました。そして、現在もその症状が続いています。
歩く距離を減らしたり、重いものをなるべく持たないようにしたり、布団のマットレスを換えたり、ストレッチをしたり、姿勢を気をつけたりといろいろしてきましたが、一向に症状がよくなりませんでした。
生まれつき背骨の1ヶ所が骨折している脊椎分裂症で、20年前に交通事故に巻き込まれたときに、もう1ヶ所折れてしまいました。2ヶ所折れているのはかなりレアなケースで、そのために、一般に行われているヘルニアの手術では治療が難しいと診断されていました。
離島では頻繁に都心の病院には行けません。できることは自分でしなければなりません。
どうしようかなぁ・・・
と悩んでいました。
私の靴のソールの擦れ方が、左右違っていました
最近、驚いたことがありました。玄関で靴がたまたまひっくり返ったのですが、自分が履いている靴の裏側の異変に気づきました。
左右の擦れ方がかなり違うのです。右側の前側の中心、後ろ、踵のすり減り方が、左側と違いました。
人の一歩は左右違うといわれていますが、それにしても、違いすぎです。
心当たりがあります
私は、超望遠レンズをつけたカメラを構える時、左足を前に、右足は後ろに引いて構えます。野鳥の気配がするとすぐこの構えをするように習慣化しています。
左右の足の使い方の違いが、ソールの左右の擦れ方の違いにつながったようです。
私の半年間のヘルニアの痛みは靴のソールが原因
もしかして、ヘルニアの症状の原因は靴かも?
と思って、新しい靴に履き替えました。すると、初めは痛かった左足が、徐々にすーっと痛みが消えていきました。
狐につままれたみたいでした
ソールの擦れた厚みは左右それほど差があるわけではありませんでした。でも、この僅かな差が足、膝、腰、背骨に細かいズレを生じさせていたようです。
今回の経験はとても勉強になりました。人にとって歩くことはとても大切な行動です。
今後は、自身の体のためにも、靴のソールの擦れ方にもっと気をつけたいと思います。