野鳥写真に使用する600 mmの超望遠レンズを支えるジッツオの雲台と三脚

写真機材

三脚のメーカーは、スリック、ベルボン、レオフォト、マンフロット、リアリーライトスタッフ、そしてジッツオとたくさんあります。そのなかで、ジッツオは、私が野鳥写真をはじめた当時から

いつかはジッツオの三脚・・・

というフレーズは聞いていました。学生時代の私にとっては夢のまた夢でした。

今日は、「野鳥写真に使用する600 mmの超望遠レンズを支えるジッツオの雲台と三脚」と題してのお話です。

いつもは長所と短所を書いていますが、長所は高い信頼性、短所は大きくて重い点です。ジッツオの三脚ですから当たり前ですね。ですので、今日は解説をします。

両組み合わせの全貌

600 mmの超望遠レンズをのせるとこんな感じになります。この写真はザトウクジラを撮影している時のものです。

GHFG1雲台

  • レンズは、GHFG1雲台に直接つけません。最近広まっているアルカスイス互換プレートにレンズをつけます。プレートには1/4”ネジと3/8”ネジの二種類が標準装備です。雲台にのせ、レンズを前後に動かしてバランスをとったあと、プレートを側面のネジで固定します。
  • ボディはマグネシウムで出来ています。重量は1.35 kgと、このクラスの雲台でしたら軽量の部類に入ります。
  • 最大耐荷重は8 kg。600 mm F4の超望遠レンズでも楽勝です。
  • 特徴は、ジンバル雲台とフルードビデオ雲台の両方の長所を兼ね備えていることです。雲台を素早く動かすと、ドラッグが解除され負荷が軽くなる「ウィップ・パン」機構を持っています。
  • 上部のダイアルのような大きなネジは、チルトブレーキノブとよばれ、レンズの上下の動きを負荷を調節しながら制御します。
  • 下部の小さなネジは、水平調節ノブとよばれ、レンズの水平の動きを制御します。
アルカスイス互換プレート
プレートを雲台に装着
チルトブレーキノブと水平調節ノブが見えます

有名なザハトラーの雲台には及ばないと聞いていますが、私の使用目的では十分です。

GT5532LS三脚

一つ前の世代のシステマティック5型3段ロング三脚です。パーツとして、レベラーやエレベーターも加えることができます。私は両者を省いて使っています。

  • 材質はカーボンです。重さは2.94 kgでこのクラスでは軽量です。しかし、その耐荷重はなんと40 kg!安定性はものすごいです。
  • 三脚の脚ロック(ナット式)は、他のメーカーの三脚と比較して、少ない回し、より軽い力で締められます。これは意外と便利です。
  • 足の角度は3段階調節可能です。脚と三脚の中心のパーツ付近のレバーをあげ、脚を開きます。以前紹介したレオフォトの三脚は、ジッツオが昔から採用しているこのギミックを参考にしています。野鳥を撮影する時、目線を合わせたい時は一番下のローアングルモードを使用します。
脚の付け根の間にレバーがあります

ザトウクジラ、野鳥、野生動物を撮影する時、長時間超望遠レンズを構える時はとても重宝します。お値段は高いので多くの方々にはおすすめできませんが、信頼性が非常に高い機材です。

ブラインド内での撮影の様子
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