八丈島は南の島です。私は東北や北陸に住んだ経験がありますので、八丈島の気候は本当に天国に感じます。
ただ、人は、長く住み続けますと、気候に順応してしまいます。来月、北海道に出張に行くのですが、果たして、大丈夫でしょうか?
久々の零下を体験しそうです
さて、八丈島は暖かいです。そして、この土地でも秋-冬は来ます。
八丈島では、これからの季節は猛禽が見られるようになります。今日はチョウゲンボウ、オオタカ、ノスリを見ました。
本格的な秋-冬の野鳥探しではありませんが、いつも回っている場所と、マークしていた野草を見に行ってきました。
今日は、「2022年11月9日、東京都八丈島を野鳥と野草を見てきました」と題してのお話です。
イソヒヨドリ
イソヒヨドリは、なわばりは決まったようです。
今日もいるかなぁ・・・?
と思っていますと、同じ場所にいました。野鳥は学習しますので、
あっ、今日もいるのか・・・
とこのような態度で、私の近くの岩に留まっていました。この個体はメスですが、近くにオスもいるはずです。
もう少し視野を広げて、イソヒヨドリのオスを簡単に観察出来る場所を探したいと思います。
ハクセキレイ
八丈島では、ハクセキレイは秋頃から姿を現す冬鳥です。開けたところに良く見かけますね。
八丈島に来た当初は、ハクセキレイは苦手な野鳥でした。呼吸が合わず、すぐに逃げられてしまいました。
今はと言いますと、ハクセキレイもすぐそばに来てくれるようになりました。
写真を撮影しようとする殺意みたいなものが弱くなったのでしょうか?
今日見た個体はペアでした。2羽で餌を探したり、岩の上で休憩したりしていました。
ホシハジロ
北国に住んでいたとき、冬鳥のカモは身近な野鳥でした。山の野鳥が得意だった私は、初めの頃はカモの見分け方が良く分からななかったですね。
特にエクリプスのときは・・・
八丈島でも、多くのカモも初めはエクリプスで来島します。そして、滞在している間にオスはオスの羽に変わっていきます。
ところが、ホシハジロは初めから頭が赤褐色のオスの羽になっています。長旅で疲れていたのか、くちばしを羽根の中に入れて、ずっと寝ていました。
センブリ
ここ八丈島では、今の季節からセンブリの花が見られます。センブリとは、あの口がひん曲がりそうな苦い味のお茶のあのセンブリです。
味が苦いので毒々しい形の花のイメージがあるかもしれませんが、実物は小さな白い可憐な花をつけます。
10月末から、
もうそろそろセンブリの季節だなぁ・・・
と頭の中に花を描き、ずっと楽しみにしていました。私のフィールドでは、2022年11月6日は蕾でした。
あとは毎日通いましたね。そして、今日、見に行ってきましたら、綺麗な花をつけていました。
しばらくは、センブリの花を楽しめそうです
今日は、これといって派手なものは見てきませんでしたが、八丈島の今の季節らしい野鳥と野草を見てきました。もうそろそろ見る場所も変えて、暖かい八丈島ですが、冬らしい動植物を見たいと思います。
PR