今日の八丈島も大荒れです。強風雷注意報、波浪警報が発令されていますので、海沿いに行きますと潮風で車は塩だらけになります。
あまりにも強風(風速12.9 m/s、瞬間最大風速24.5 m/s)と波ですので、今日のANAの2便と3便、明日の東海汽船の定期便は欠航となりました。
今日のような風の強い日は、山に行きますと倒木の恐れがあります。私は安全なところ限定で過ごしました。
今日は、「2024年3月20日、強風雷注意報、波浪警報の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
ウミネコ
さすがに今日みたいに強風ですと、骨折の危険性がありますので、野鳥はほとんど飛びません。ところが例外もいます。
ウミネコは外海でも港でも飛んでいました。ただ、羽を休めるときは、港の堤防を風よけとして使っていました。
ハクセキレイ
予報では、今日の八丈島はあまり雨が降らないはずでしたが、けっこう降りました。
八丈島の天気予報は信じてはいけません(笑)
ハクセキレイにも雨が直撃していました。
強風と雨。その中で地面の餌を探し続けていました。ときどきブルブルっと体を震わせて、体についた水滴を飛ばしていました。
スズメ
スズメもハクセキレイ同様に餌を探していました。ただ、くちばしの構造上、地面にくちばしを奥深く突っ込んで掘ることはできませんので、ハクセキレイに比べて非効率でした。
ときおり強風がスズメを襲います。そのたびに岩陰に避難していました。
イカルチドリ
強風になりますと、八丈島では今までいなかった野鳥がよく現れます。先日、コチドリに出会いましたが、あのときも強風波浪注意報が発令された日でした。
いつも見かけない野鳥を見ますと、季節の移り変わりを実感しますね
私はいつも決まったフィールドを観察しています。そうしますと、見えるものが固定されるのか、少し変化してもその違いに気が付きます。
ん!?
なんか違うような・・・
そう感じて双眼鏡を使って観察してみますと、シギ・チドリの仲間がいました。
今の季節ですと、群れでの移動が主です。でも、この個体は1羽でした。
地味なコチドリだなぁ・・・
と思って何気なく撮影しました。
家に帰って図鑑で調べましたらびっくりしました。コチドリではなく、イカルチドリでした。
似ていると思っていたのは私の目が原因です。実際に写真で見比べますと、全然違いますね。
ちなみに、私のバードウォッチング歴でイカルチドリは初の観察となりました。
今後は、コチドリとイカルチドリを間違えることはなさそうです
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日は、「2024年3月20日、強風雷注意報、波浪警報の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話でした。
強風でしたが、ウミネコが一番耐性がありましたね。飛んでいる個体がたくさんいました。
でも、羽を休めるときは、風を遮るものの影に隠れていました。これは、ハクセキレイもスズメも同じでした。
強風の日は渡り鳥が来ることが多いです。イカルチドリを初めて見ました。
安全な場所限定ですが、それでも新しい経験ができますね
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