東京都八丈島で、リモートで働く難しさ

その他

私は、ヘゴの森ツアーのお客様との予約や相談をメールで行なっています。また、本業では、リモート会議ソフトのZoomを使って、仲間の相談を受けたりしています。

パソコンを使い、本来ならば、顔を合わすことができない人と仕事をしていることから、低レベルながらIT技術の恩恵を受けています。

最近、リモートワーク、テレワーク、ワーケーションという言葉が流行っています。イメージとしては、キラキラしていますが、実際はどうでしょうか?


今日は、「東京都八丈島で、リモートで働く難しさ」と題してのお話です。


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離れた場所で働くと、簡単なことでも時間がかかります

今日、キーボードの不具合で、Appleとやりとりをしました。チャットで2時間、電話で1時間、最終的に故障と判断され、交換することに決定されるまでに4時間くらいかかりました。

私は、時間が自由なので対応できました。でも、時間に追われている仕事をしている人では対処不可能だと思いました。また、カタカナ語を理解できない人も対応ができないですね。

Appleとのやりとりでは、故障と判断するまでの必要なステップがあります。質問をされ、パソコンを操作していきます。そして、反応を解答し、オペレーターが既存の症例と照らし合わせ、次の質問が始まります。

この繰り返しです

顔を合わせられれば、直接ものを手渡し、1時間くらいで結論が出たでしょう。


リモートでwebsiteの運営の場合は、それなりにできます

私は、4つのwebsiteを運営しています。そのうち1つは企業様のもので、リクエストをいただきましたら、該当のページを作成したり、加筆したりします。

Websiteの外面を作るフロントドアと操作の中身を作るバックドアは、プログラミングで一番需要があるところです。情報のみのやり取りでしたら、リモートで働くことは可能ですね。


どのような仕事も時間との戦いが起きるはず

情報のやり取りの外で、仕事で人との関わりが必要になるとそうはいきません。

アメリカ時代、私と教授はメールでやり取りをしていました。必要な情報を受け、それを順番に返すのが通常作業でした。

ところが、研究では発表の一瞬の差で勝敗が決まることがあります。このときは、教授は私の部屋に直接入ってきて、私の仕事を中断させ、その場で問解決をしていました。

私の研究人生は30年でしたが、このような勝負どころは何度も経験しました。

リモートで働くことを成立させるためには、仕事内容に私が経験したような勝負どころが無いことが前提です。

でも、そのような仕事がいくつあるでしょうか?

何もない場合は、自分の代わりに、会社で誰かが勝負どころを背負っているということです。


私は、リモートワーク、テレワーク、ワーケーションは数年間の限定的な働き方だと思っています。今日のAppleとのやり取りのように、質問と回答の繰り返しはフローチャートができていますし、それは、将来的に機械に代用できると思っています。

それは、私レベルのwebsite運営でも同じことが言えます。

八丈島に住んでから、1年目と比べれば、生活は軌道に乗ってきました。リモートで働く仕事もうまく行っています。

でも、数年後はどうなっているのか分かりません

不安の中で生きていますが、今できることは、機械に代替えのできないものを持つことだと思っています。

リモートで働くことから離れても生きられるものを、今は、毎日探しています

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