私が野鳥を見始めましたのは、高校3年生のとき。
スズメ、ヒヨドリ、ムクドリが初心者の私の相手でした
大学に入り、大学近くのフィールドではシジュウカラ、コゲラなど小型の野鳥が、主な観察対象でした。
ですので、今でも、山に生息する野鳥を観察するのが得意だったりします
でも、バードウォッチングを長年続けていますと、様々な野鳥と出会いますね。ここ八丈島でも、たくさんの出会いがあります。
今日は、「2022年春の八丈島で見られる比較的大きな野鳥について」と題してのお話です。
八丈島では、サギの仲間が渡り鳥として訪れ、一定期間滞在したのち、いなくなります。
そのサギですが、スズメやヒヨドリと違い、大きさは比較的大きいです。
私は、野鳥といい関係を築いてから、撮影を始めるのですが、この比較的大きな野鳥は警戒心がとても強いです。
多くの場合、遠くから観察して、許してくれたときのみ近づいて撮影して、あとは再び距離をとっています。
それでも、サギの仲間は、私にとっては撮影が苦手な野鳥ですね
ゴイサギ
散策していましたら、たまたま目の前を眠そうに歩いていました。
ゴイサギは夜行性です。昼間は木に留まって寝ています。
謎の動きをしていましたが、せっかくですので、撮影させてもらいました。
チュウサギ
八丈島では、白いサギが3種見られます。コサギ、チュウサギ、ダイサギです。
コサギは、足の先端が黄色、チュウサギは脚が真っ黒です。
たまたま出会いましたこのサギ、体が大きく、脚が真っ黒でした。
チュウサギですね
八丈島では、ときどき、
こんなとこにいるの?
という場所に姿を現すことがあります。
そのような発見をしますと、
先入観は持たないほうがいい
といつも思います。
ダイサギ
ダイサギは、文字通り大きいサギです。アオサギよりも大きいですね。
そして、脚の脛の部分が黒くありません
いつも観察していますと、目が大きさになれますね。そして、ダイサギは本当に大きく見えます。
餌に夢中になって、歩いているところを撮影させてもらいました。
アマサギ
八丈島では、先ほどの3種の白いサギ、コサギ、チュウサギ、ダイサギが渡ってきます。ですが、それ以外に小さな白いサギが混じっています。
この小さな白いサギ、時間が経ちますと、色が変わってきます。部分的に薄茶色の羽毛が混じってきます。
アマサギといいます
遠くからじっくりと観察させてもらっていますが、派手さはありませんが、白と薄茶色の色合いがとても美しいサギです。
八丈島に来てから、アマサギが身近な野鳥になりましたね
サギの仲間は、スズメ、ヒヨドリ、シジュウカラと比較しても、大きな野鳥です。
警戒心も強いのでアプローチが難しく、私にとっては、苦手な野鳥の仲間ですね
私もどうサギの仲間に近づいたらいいのかは模索中です。
サギの仲間は、嫌なときは、仕草や表情に現れます。彼らのサイン見逃さず、いい関係の築き方を時間をかけて考えたいと思います。
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