前回のブログでは、汐間海岸で撮影の下見をしました。サーフィンというスポーツを知らなかったので、驚きの連続でした。
今日は、「東京都八丈島の汐間海岸で友達のサーファーを撮ってきました」と題してのお話です。
注意:人には肖像権があります。勝手に撮影したり、勝手に写真をwebpageにあげてはいけません。今回のブログに掲載されている写真は、友達から許可をいただいています。
サーファーを撮影することは、普通はありませんよね。とても貴重な機会でしたので、そのときのことをシェアします。サーファーの撮影を考えている方々の参考になれば幸いです。
サーファー撮影用のカメラ・設定
- Sony、Canon、Nikonなど、最近のカメラはとても性能がいいです。私はCanonの一眼レフのEOS 7D Mark IIを使用していますが、一眼レフ、ミラーレス、どちらでも大丈夫だと思います。
- カメラは10コマ/秒以上の連写ができる機種を選びましょう。
- カメラは、親指がAF、人差し指がシャッターボタンと別々に設定しましょう(最新のミラーレスカメラの場合は、被写体追尾が優れていますので、デフォルトのままでOKです。)。
- AF設定は、測距エリア選択モードはラージゾーンAF、フォーカスはAI SERVOがおすすめです。
- 露出はISOオートを選びましょう。
- シャッタースピードは1/2,000 sを最初の選択にしましょう。慣れてきましたら、1/1,000 s, 1/500 sと、より遅い速度に挑戦しましょう。
- 記録はRAWの方が撮影した写真を幅広く修正できます。
サーファー撮影用に適したレンズ
- 400 mmの焦点距離の超望遠レンズが良いと思います。レンズが重いと一脚や三脚が必要です。最近ですと、軽さと光学性能から、ライトバズーカとよばれる超望遠ズームレンズがおすすめです。
PR
リンク
リンク
サーファーを撮影する前に下見は重要です
サーファーの方々に笑われてしまいますが、実際に撮影場所に立たないと、サーフィンというものはよく分かりません。私も、経験したことがないことばかりで、はじめは面を食らいました。
波の状態、サーファーのスタートの仕方、撮影者とサーファーの距離、どのような技を出すのか、技を出す前段階があるのか、あらかじめ知っているだけで、撮影に余裕が生まれます。
サーファーの写真の構図
バカの一つ覚えですが、私は黄金分割比の構図を多用しています。写真を縦横3等分し、線を引き、その交点に主題を入れます。
その他、気をつけたこと
サーフィンは海のスポーツです。主題のサーファーも、もちろん、大切ですが、サーフボードの角度や上がる水しぶきにも注意しましょう。
意識するだけで、仕上がりが良くなります
サーフィンは常に変化する波の上で行われるスポーツです。遠くから撮影している私からは分かりませんが、その変化する波を瞬時に受け止めて技を繰り出します。
これができたら、次
できたら、また次
と向上していくスポーツです。サーファーの方々はチャレンジし続けていますので、それを逃さず撮影しましょう。
チャレンジする姿はとても美しいです。上手くとらえましたら、きっと撮られる方も喜ばれると思いますよ。
PR