最近の多くの写真は最終的にjpg形式で保存されます。デジタルカメラで撮影された写真は、何も設定しませんと、jpgになります。
しかし、写真をある程度学ぶと、RAW形式の保存形式もあることを知ります。
RAW形式は、シャッターを切った時の全ての光情報をデータに残した物でしょうか。ですので、jpg形式では入っていないデータも入っています。
RAW現像とは、RAW形式で保存されたデータから、必要な情報をjpgに移す操作です。
実は、デジタルカメラでシャッターを切っても、メーカーの色彩の方針で見た通りの写真にならないことが多々あります。
ですので、私は、写真を自身の望んだ色合いにするために、RAW形式で保存し、RAW現像ソフトで現像し、jpg形式で保存しています。
このブログで掲載されている写真のほとんどは、この操作をしています。
今日は、「2026年版、私の植物写真のRAW現像の方法」と題してのお話です。
被写体を探す
写真を撮る前に被写体が必要ですね。私は八丈島に9年間住んでいる間にデータをとり、撮影場所を時期に応じて変えています。
例えば、今日紹介するシマホタルブクロは、数カ所の撮影場所があり、シマホタルブクロの発育時期に応じて選んでいます。

RAW現像ソフト
デジタルカメラは、保存形式をRAWに設定します。このRAW形式のファイルからjpgに現像するためには、RAW現像ソフトが必要です。
私の場合は、Adobe Lightroom Classicを使っています。2026年ではサブスクのソフトですのでお金がかかり続けるのは残念なところですが、写真をする人にとっては必要なソフトです。
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いざ撮影
撮影場所が決まり、自身が求める被写体を見つけます。
写真を1枚撮影したら終わりではありません。
構図を決め、撮影条件を変えます。どのくらい変えて撮影するかと言いますと、今回は17枚。
ですので、カメラを三脚に固定し、レリーズを使って撮影します。時間は1時間くらいかかるでしょうか?

機材などはこちらで紹介しています。

Adobe Lightroom ClassicによるRAW現像
RAW形式で撮影したファイルをAdobe Lightroom Classicに読み込みます。

このソフトは、右側のカラムに並ぶスライドバーを操作することにより、RAW現像操作が直感的にできるように工夫されています。
まず、基本補正。
WB(色温度、色かぶり補正)、階調(露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル)、外観(テクスチャ、明瞭度、かすみの除去、自然な彩度、彩度)を調整します。

次はカラーミキサー(色相、彩度、輝度)。この写真では緑色が中心なので、色相、彩度、輝度のグリーンを若干上げました。

次はカラーグレーディング(中間調、シャドウ、ハイライト、ブレンド、バランス)。私は、この部分はまだ十分に使いこなせていませんので、ケースバイケースで中間調、シャドウ、ハイライトのスライドバーを若干変えるに留めています。

次はディテール(ノイズ除去、Raw ディテール、スーパー解像度)。最近のAdobe Lightroom ClassicはAIによるノイズ除去が改善されており、私はノイズ除去を使っています。
最近のデジタルカメラは高画素化が進んでいますが、この機能を使うことにより、一世代前のカメラでも十分な画質を得ることができます。

最後はレンズ補正(色収差を除去、プロファイル補正を使用)。
デジタル一眼レフ、デジタルミラーレスカメラは、レンズを交換することにより表現を広げることができます。
これらのレンズですが、各メーカー、焦点距離、単焦点・ズームなどでそれぞれ表現の癖があります。各メーカーは、補正用のレンズプロファイルをAdobeに提供し、クリック一つで補正できるようになっています。
今回は、色収差を除去とプロファイル補正を使用の両方にクリックを入れました。

現像後の写真
RAW現像で完成したjpg形式の写真です。梅雨の時期に咲くシマホタルブクロです。
梅雨の時期の八丈島は空が雲に覆われ、陰影差の少ない柔らかい光になります。
ひっそりと咲くだけでなく、曇り空にも関わらず、階調豊かな緑色の世界を忠実に再現できました。

EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
今日は、「2026年版、私の植物写真のRAW現像の方法」と題してのお話でした。被写体探し、RAW現像ソフト、撮影方法、Adobe Lightroom Classicを用いたRAW現像の過程を紹介しました。
今回のRAW現像は一例です。撮影条件に依存してRAW現像の方法も変わります。

参考になれば幸いです
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