2025年1月25日、東京都八丈島でザトウクジラを見てきました

動物

今日の八丈島は曇り時々雨、風の無い1日でした。天気はいまいちでしたが、海は凪でした。

八丈島周辺の海を眺めますと、漁船が見られました。今日は漁獲が良かったのでしょうか?

ぼ~っと海の水平線を眺めていますと、シュっと水煙があがりました。

ザトウクジラのブローです

今日のような海の状態の時はザトウクジラを見つけやすいはずです。


今日は、「2025年1月25日、東京都八丈島でザトウクジラを見てきました」と題してのお話です。


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八丈島だからといって、すぐにはザトウクジラは見られません(笑)

今日は、前回の観察の第2弾です。

八丈島では、陸からのザトウクジラの目撃例は多いです。だからといって、すぐに見られるかといえば、それは運です。

海を眺めていて、

ザトウクジラ、いないなぁ~・・・

と相変わらずぼ~っとしていました。

相手は海中に生きる生き物です。そもそも、私の考えていることはザトウクジラには伝わりませんね(笑)。

近くにイソヒヨドリのメスがきていました。私は野鳥が専門です。肩慣らしに撮影させてもらいました。

イソヒヨドリMonticola solitariusのメス
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

まずは、ザトウクジラのフルークアップを確認しました

多くの場合、ザトウクジラはブローのあと、ペダンクルアーチ、フルークアップ/フルークダウンの行動を見せます。

ペダンクルアーチのあとの、フルークアップを撮影させてもらいました。

ザトウクジラMegaptera novaeangliae
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

群れの移動を確認しました

今日は凪でしたので、漁船やホエールウォッチングの船が海上で確認されました。船が通過するたびにザトウクジラは静かになっていましたが、しばらくたちますと顔を出してきます。

次に私の前を通過したのは、ブローを出し続ける群れでした。撮影しているときは2頭とばかり思っていましたが、実際には成体が2頭、幼体が1頭でした。

ザトウクジラMegaptera novaeangliae
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

スパイホップを観測できました

水平線をずっと眺めていますと、大きな白い塊が見えることがあります。この白い塊、ずっと見える時は多くの場合は船です。

ところが、同じように大きな白い塊が出現しますが、そのあとすっと消えることがあります。

これは、ザトウクジラのブリーチングあるいはスパイホップのあとの海水へのダイブによる水しぶきです。

八丈島では、ブリーチングのシーンを見事に撮影できるスーパーマンのような方がいらっしゃいますが、私にはできません。

またぼ~っとしていますと、目の前でザトウクジラが顔を出しました。慌ててシャッターを切りました。

私が使っているEOS 7D Mark IIの高速連続撮影は10コマ/秒です。撮影された写真は20枚ですので、わずか2秒の間にザトウクジラはこの行動を終わらせました。

頭を海水面に出して、そのまま倒れていますので、この行動はスパイホップになると思います。

ザトウクジラMegaptera novaeangliaeのスパイホップの連続写真

夕方になり、のんびりとブローを観察

曇ったり、雨が降ったり、少し日差しが出てきましたが、あっという間に夕方。日も傾いてきました。

ザトウクジラの行動は活発になり、船が通過したあとはひょっこりと背中を見せていました。オレンジ色に輝くブローの水しぶきを眺め、今日のザトウクジラの観察は終わりにしました。

ザトウクジラMegaptera novaeangliae
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2025年1月25日、東京都八丈島でザトウクジラを見てきました」と題してのお話でした。

初めはザトウクジラを見ることはできませんでしたが、時間が経つにつれてフルークアップ、群れ、スパイホップ、ブローを見ることができました。

ザトウクジラの観察は思うようにはいきませんね

強く期待せず、気楽に待ちたいと思います


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