8月も第一週が終わりました。今年は思ったよりも、時間の流れがとても早いです。
夏休みがある人は、あと3週間で終わりです。大人になりますと、休みはありませんので、貴重なこの期間を有意義に過ごしてください。
さて、台風6号の影響のためか、八丈島の空も雲が多いです。
ヘゴの森ツアーは通常は植物散策です。でも、お客様の中には、
解説はシダ植物だけでいいです
と、かなり振り切ったお客様もいらっしゃいます。
そんな珍しいタイプのお客様がヘゴの森へいらっしゃいました。
今日は、「2023年8月7日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森はおまけ(笑)
八丈島のキノコについて勉強しに来ました!
ご家族全員で地面を見回します。私は振り切っている人は大好きです。
面白いツアーが始まりました
それでも、ここはヘゴの森です。ヘゴの森のあらましと、売りはささっと解説しました(笑)。
ヘゴの森散策路全コースの様子
今日の目的は散策路周辺のキノコです。私は、ときおり見上げてヘゴの森の植物のお話しましますが、基本、私も地面を見てキノコ探しです。
お客様がキノコを見つけました。キノコは、他の動植物と同様に科に分かれています。
上部から見て、下部から見て、その特徴を記録していきます。代表的なキノコは名前がついていますが、安易に種を同定してはいけないそうです。
お客様方々は、だいたい、〇〇に似ているキノコとして扱っていました
ヘゴの森にはタマチョレイタケ科のカワラタケに似たキノコが見られました。
お客様方々は、ツルタケに似たキノコや、その他、特徴的な形態のキノコを次々と見つけていきました。
ビョウタケ科のキノコから、テイカカズラにつくキノコまで様々なものが更に見つかりました。
お客様にはそれぞれ担当がありました。道具類は、写真を撮影するカメラだけでなく、遠方のキノコを見るための望遠鏡、ライト、ブラックライト(UVライト)、当然、図鑑も用意されていました。
DNAの研究や分子ラベルのための光活性型の架橋反応のときにUVライトは使用したことがありましたが、キノコの観察にも使うとは知りませんでした
ちなみに、UVライトは、軽いものですと日焼け、強いものですとDNAが切断されます。危険ですので、目に当てたり、皮膚にずっと当てないでください。
今日は、通常のヘゴの森ツアーとは異なり、キノコに思いっきり振り切ったツアーとなりました。私も、キノコには知識が乏しいため、ずっと新鮮な学びの連続でした。
今日は楽しかったです
ありがとうございました
こちらこそ、たくさん勉強させていただきました
今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました