私は興味の対象の順番が、野鳥、動物、昆虫、植物、景色です。私が生物系の研究者だったのかも知れませんが、生き物を見ていますと、研究テーマを含め色々なことが想像できます。
一方、私は父親の転勤で日本中を転々とし、自分でお金を稼ぐようになってからは海外にも住むことになりました。
そんなわけで、私は景色をあまりにも見すぎてしまい、観光地にあまり惹かれなくなってしまいました。
ですので、これまで、移動(旅行)は仕事以外では一切しませんでした
ところが、人生は不思議なものです。今、私は観光地である八丈島に住んでいます。
そして、あるものを繰り返し見ることになりました
今日は、「飽きがこない東京都八丈島の八丈小島の姿について」と題してのお話です。
今日の八丈小島の姿
八丈小島は八丈島から4 km離れた島です。1969年3月まで有人の島でした。
直接民主制の政治が行われた珍しい土地でもありました。
今は、なかなか八丈小島に行ける機会はありませんね
そんな歴史のある八丈小島、今日は八丈島からはこんな風に見えました。
海は比較的なぎ、空は秋空です。
きれいな景色ですね
この八丈小島、実は一年を通してみますと、色々な姿を見せます。観光地に興味を失せた私の考えは、偏見だということを気づかせてくれました。
八丈小島の姿は、湿度で変化する
八丈島の今年の夏は暑かったです。ただ、例年とは少し違ったように見えました。
夏の八丈小島は、大平山の頂上まで見えますが、今年の八丈小島は厚い雲に覆われ、頂上が見えないことがよくありました。
湿度が高い証拠です
そして、その湿度の高い空気は乾燥した空気と異なり、夕方になりますと、赤みがかって見えるようになります。
単に「湿度」と書きますと無機的ですが、その影響は一点ではなく、勾配がかかっています。さらに、通常は、湿度に加え、温度と風速の影響も加わります。
これらの影響は、数え切れないくらいの組み合わせになり、それが八丈小島の姿に影響します。
秋は、八丈小島で夏の空気と冬の空気のせめぎ合いが見られます
湿度の高い夏の空気、そして、湿度の低い冬の空気。これらは、雲のある空と雲の少ない空を生み出します。
そのため、秋は、その空気のせめぎ合いなので、様々な形の雲が発生します。
八丈小島の夕方は、予測の難しい空模様になります
不思議ですよね
私は毎日ではありませんが、タイミングが合えば、夕方の八丈小島を見に行きます。頭の中で予想し、それが正しいのかどうかの答え合わせが楽しいです。
観光地があまり好きでないという私は、どこへ行ったのでしょうね
最近は、夕方の八丈小島の姿を楽しむお客様の姿も増えています。
チャンスが有りましたら、ぜひご覧になってくださいね
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