今日は、いつも曇りや雨の八丈島では極めて珍しいきれいな青空が広がりました。
一年のうちで、これほどの快晴はほとんどないでしょう。
ラッキーな一日でした
晴れの日、やりたいことは色々あるのですが、今日はこれを選択しました。
今日は、「2021年9月24日、東京都八丈島の秋の花を見てきました」と題してのお話です。
ハマゴウ
ハマゴウは秋の花というよりも、ず〜っと見られている花です。海岸沿いでよく見られます。
ず〜っと見られるということは、ベストを探すのが大変でもあります。
誰も見ないようなハマゴウを見て、うろうろしていた怪しい人は、実は、私です(笑)
残念ながら、自分が頭に描くハマゴウは見つかりませんでした。今後の写真の改善のヒントとして、今回は記録として撮影しました。
キツネノボタン
昨年、先輩ガイドから、
これがキツネノボタンだよ
と教えられました。そのあと、自分でフィールドを歩き、花の形や葉の形を自分で判断できるよう色々見ました。
繰り返し見ますと、花びらの数、雄しべ形態、葉の出かた、葉の形など、知らず識らずのうちに目の裏側に記録されます。そして、だんだんと識別のポイントが浮き上がるようになりました。
キツネノボタンを見ると、勉強会を思い出します
ハチジョウアザミ
島民の知り合いから、ハチジョウアザミは三原山側と八丈富士側の島の地域によって、葉の形や硬さが違うということを教えていただきました。
このハチジョウアザミは八丈富士側で撮影したものです。確かに、三原山のハチジョウアザミの葉の形、葉の柔らかさと違っているようです。
私も、最近、直接手で触れるという機会が少なくなっています
五感を使って、調べた方がもっと情報が入りそうですね
ハチジョウススキ
八丈島には、普通のススキとハチジョウススキと2種類あるそうです。私は、普通のススキは葉の横幅が狭く、ハチジョウススキは葉の横幅が広いと認識しています。
そうしますと、この写真に写っているススキは、ハチジョウススキになります。
今日は天気がよかったので、背景の青空と八丈富士からハチジョウススキが浮き上がっていましたね。
いかがでしたでしょうか?
花とききますと、大きくて、鮮やかなものと思われがちです。しかし、それだけが花でもありません。
八丈島に住んで、身近なところを歩きますと、自分が気づかなかった世界が開けていました。
これからも小さく、一歩ずつ、植物を学んでいきたいですね
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