レンタカーで登龍道路を走らない方がいいと言われる理由について

生活

ゴールデンウィークも終わり、八丈島も普通に戻りました。

さて、ゴールデンウィークではたくさんの観光客が八丈島へいらっしゃいました。レンタカーもたくさん走っていましたね。

ヘゴの森へいらっしゃった多くのお客様から、レンタカー屋さんから登龍道路は走らない方がいいとのアドバイスを受けたと聞きました。

私は運転がうまいから

私は運転に慣れているから大丈夫

とおっしゃっているお客様もいらっしゃいました。では、なぜレンタカー屋さんは登龍道路を走るのはおすすめしないのでしょうか?


今日は、「レンタカーで登龍道路を走らない方がいいと言われる理由について」と題してのお話です。


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登龍道路

登龍峠展望台やポットホールへアクセスするためには、登龍道路を通らなければなりません。

しかし、登龍道路はレンタカーでの事故が起きる件数が多い場所です。しかも携帯の電波も届きません。

ですので、多くののレンタカー屋さんからは通行するのをすすめられていません。

登龍道路の場所はこちらです。

八丈島の三原山の北東側に位置し、ヘアピンカーブの連続となります。

事故が起きやすそうですね

さて、八丈島で有名な末吉にあるみはらしの湯からの帰り道、坂下へ向かうには、旅行者の方々は登龍道路を通った方が近いと思われがちです。しかし、島民は必ず三原山の南西側の都道215号を選択します。

理由は、後者を選択した方が、道が登龍道路よりもはるかにシンプルで、運転しやすく、けっきょく早く着くからです


初見泣かせの登龍道路

私は運転がうまいから

私は運転に慣れているから大丈夫

私も、ヘゴの森のお客様から、このようなことも伺っています。では、登龍道路では、実際、何が起こっているのでしょうか?

先日、私が登龍道路を運転したとき、偶然、目の前の車がレンタカーでした。ドライブレコーダーで参考になる写真が撮れましたので、共有します。

繰り返しになりますが、登龍道路はヘアピンカーブの連続です。

運転では、地図から受ける印象以上に、カーブの影響を受けます。島民は、大きなカーブの場所を覚えていますので、しっかり減速し、キープレフトを維持できます。

では、登龍道路が初見の旅行者の方々が運転するレンタカーは、どのような動きをするでしょうか?

カーブの連続で車の位置感覚がおかしくなって、キープレフトができなくなっていることが写真から判ります。

これが、もし、対向車も同じ状況で、ヘアピンカーブで出会ったらどうなるでしょうか?

これが、登龍道路でレンタカーが事故を起こす原因ではないかと私は思っています。


八丈島の状況をよく知っている島民からのアドバイスは、「理」があるものが多いです。

登龍道路でレンタカーの真後ろを走りました。レンタカー屋さんは、なんとなく登龍道路を走らないように言っているのではなく、根拠があることが分かりました。

重要なアドバイスには真摯に耳をかして、八丈島での旅行をより安全により楽しくしてくださいね。


ブログの更新はしばらくお休みします。

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