ツバメ、ツバメ、ツバメ、ツバメ

動物

先日も書きましたように、八丈島は渡り鳥の中継地点のようです。


今日は、「ツバメ、ツバメ、ツバメ、ツバメ」と題してのお話です。


ツバメの飛翔は素早いです。ぴゅーっと飛んだかと思うと、ひらっひらっと向きを変えます。

カメラで追うのも一苦労です。剣技を磨くために、「物干し竿」という長い刀でツバメを切った佐々木小次郎は、本当に超人だと思います。

ツバメは本土ですと、5月くらいに渡ってくる野鳥ですね。屋根の軒先に土と藁で作った巣を作り、人と密着した生活をすることで、カラスなどの天敵から距離をおきながら営巣します。

八丈島に渡ってくる代表的なツバメは、ツバメ科のツバメ、イワツバメ、コシアカツバメとアマツバメ科のアマツバメです。

ツバメは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、キャッチの絵のように喉のところが赤いツバメです。燕尾服からもわかるように、尾羽がとても長いです。

ツバメHirundo rustica
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

イワツバメは、山でよく見るツバメです。私が初めて見たのは岩手県の八幡平でした。

ツバメ?

と言ったら、

あれはイワツバメだよ。

と先輩から教わりました。懐かしい思い出です。

イワツバメDelichon urbica
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

コシアカツバメは、顔が少し赤く、お腹がまだら模様、腰が少し赤く見えます。

コシアカツバメHirundo daurica
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

アマツバメは、特徴的な体つきをしていて、羽が細長く、ブーメランが飛んでいるように見えます。

アマツバメApus pacificus
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

海の上を長い距離を飛び、ようやく八丈島にたどり着きました。ゆっくりと羽を休めてください。毎年繰り返すことだとはいえ、無事に本土に着くことを願っています。

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