気がつけば、今日で2022年も終わりです。私も色々ありました。多くの方々から支えられましたね。
今日は、「2022年を振り返りました」と題してのお話です。
先生方々とのお別れ
今年、大学の学部生時代にお世話になった先生、大学院生時代にお世話になった先生、そして、私の研究分野の学会を牽引された先生が亡くなられました。
私は研究から離れてしまったので情報が得られていませんでした。これらの悲しいお知らせは大学院生時代の師の長い手紙によって教えていただきました。
私は、学部と大学院は別の大学です。最初の先生は、大学院に入るときに大学を変えるようアドバイスされた方です。先生は、私がアメリカに行ったあとも、日本に帰ってきてからもずっと気にかけてくださいました。
2番目の先生は、大学院教育における考え方を学んだ方です。

自分で考え、自分で実験設計し、自分で実験し、自分で結果を出し、自分で評価し、自分で考察できる人が、博士課程に入るべき人間である
先生は常々おっしゃっていました。

今ならば先生がおっしゃっていた意味はわかります
大切なことです
そして、最後の先生は、私が大学院時代に研究分野を牽引した人の一人。当時は雲の上のような人でした。
私自身もこのような年です。いつかはこういう日が来るとは思っていましたが、予想外に早くその時が来てしまいました。

先生方々のご冥福をお祈りいたします

ヘゴの森ツアー
1年間ヘゴの森の運営をやり切りました。
正直、何が正解で、何が不正解なのか分からず、試行錯誤でした。お客様の力量によりコースを2つに分けたり、仲間と整備のために刈払機を使ったり、スコップで道を修繕したり、新鮮な体験でした。
事故もなく、お客様からもクレームがこず、順調ではありました。
ただ、改善しなければならないことは、まだまだあり、お客様、参加されているガイドさんの両方を満足させられるよう今後も考え続け、多くの方々に喜びを与えられるようなツアーにしたいと思います。
ブログ
ブログは、この1年、本当に成長しました。1年目のPVは2万、2年目のPVは4万、そして、3年目の今年のPVは9万でした。
毎年2倍成長でした。今年は1ヶ月のPVが1万を超えることもあり、更新は地獄ですが、見返りはありましたね。
もちろん、上には上がいます。来年は、より工夫ができるよう、自身にもインプットをしたいと思います。

八丈サイエンスクラブ
最先端の研究をしている大学あるいは研究機関では、ベストの実験操作を繰り返し、再現性を追求、その上で未知の事象を明らかにします。
私は、科学では、これしか知りません。ですので、八丈サイエンスクラブでは、研究機関で実際に行われているような研究の進め方をそのまま見せています。
八丈サイエンスクラブの運営は、上から

何やってもいいですよ
といわれています。
私は、落ちこぼれの研究者でした。アメリカに行ってから成長し、結果を出せる研究者になることができました。当時は、科学の世界でどうしたら成功を収めることができるのかをずっと考えていました。
八丈サイエンスクラブは、私が経験した科学の世界での成長とそれを教育に活かすにはどうしたらいいかの理想を具現化しています。

参加されているお子さんが、これをどう思っているのかは分からないんですけれどもね
ちなみに、八丈サイエンスクラブでは、過去にはこのような研究をし、賞を獲得しています。
ご時世で休止していた八丈サイエンスクラブを再開しました。7月から始まりましたが、止まっているものを再び動かすのは大変でした。
今年はたった1人です。しかし、なかなか科学的センスの高い子で、教える側が色々学ばさせてもらっています。
参加されているお子さんと話しているのですが、タイプの違うお子さんがあと4人欲しいですね。

来年も楽しみです

あと数時間で今年も終わりです。本業では会社の人々が一生懸命頑張っているのに、私はお金を稼げていません。
仲間から成果が上がってくるのを見ながら、ここは素直に学ばなければならないと刺激を受けています。
2023年は、今年よりも前に進めればと思います。

みなさま、良いお年をお迎えください





