2021年11月末、CanonのEOS R3は登場しました。
EOS R3は優れたミラーレスカメラでした。しかし、同時期のSonyのα1、NikonのZ9がさらに優れたミラーレスカメラでしたので、心の中では正直両機が羨ましく思いましたね。
もしかして、EOS R3は本来EOS R1として発売しようと計画されていて、両機が優れていたために慌ててロゴをR1からR3に変更したのではないかと疑いもしました(笑)。
さて、私はCanonのEOS R3を野鳥写真専用機として使っています。30コマ/秒の高速撮影ができますので、狙った被写体は構えたらほぼ確実に撮れます。
1回の撮影にだいたい200~1,000枚くらい撮影しています。100万回以上はシャッターを切っていると思います。
私は全て電子シャッターのみで使用しています。ですので、メカニカルシャッターのシャッターユニットの交換のために費用がかかりません。

ミラーレスカメラ、バンザイです(笑)
そんなEOS R3ですが、使い始めてから4年。トラブルが出始めました。
今日は、「EOS R3のLP-E19バッテリーの寿命が来ました」と題してのお話です。
LP-E19バッテリー
EOS R3を使う前はCanonのデジタル一眼レフカメラを使ってきました。EOS 10D、EOS 20D、EOS 30D、EOS 6D、EOS 6D Mark II、EOS 7D Mark IIと6台ですね。
これらのカメラは、基本、小型のLP-E6シリーズのバッテリーを使います。
一方、EOS R3はできることが増えました。電力も必要です。
そのため、LP-E6シリーズのバッテリーより一回り大きいLP-E19バッテリーを使います。
大きさもさることながら、お値段も高いです。1個、2万円近くします(悲)。

LP-E19バッテリーが寿命になった
最初に異変に気づいたのは、EOS R3のMenuに「バッテリー情報」の項目を見たからでした。

試しに選択してみますと、

次回の充電時にキャリブレーションをおすすめします
とメッセージが表示されました。

こんなメッセージが出るんだ・・・
とりあえず指示通りにキャリブレーションを何度か繰り返し、使用しました。

普通に使えましたね
この後、2025年10月9日に台風22号が八丈島を直撃し、停電生活が続いたわけです。
この時は、写真を撮る余裕は無く、長期間バッテリーが空の状態になりました。
そして、被災から復旧し、カメラを持てるようになってから、再びEOS R3の「バッテリー情報」の項目を選択してみました。劣化度が

劣化
に変わっていました。

私が使っているEOS R3は初期ロットでした。EOS R3は4年間使っていることになります。
当時、LP-E19バッテリーは、本体の分に加え予備2つを追加購入しました。3つのバッテリーで回して使ってきました。
そして、劣化度を確認しますと、全てのLP-E19が「劣化」になっていました。
被災による停電の影響は分かりませんが、LP-E19バッテリーは、使い始めて4年くらいで寿命になるようです。
諦めて新しく2つ購入しました(悲)。

今日は、「EOS R3のLP-E19バッテリーの寿命が来ました」と題してのお話でした。
EOS R3は、同時期に発売されたSonyのα1、NikonのZ9と比較しましたら劣るかも知れません。しかし、野鳥を撮影する上では十分な性能を誇るミラーレスカメラです。
私は、EOS R3は元々EOS R1だったのではないかと疑っています(笑)。
今日の記事では、LP-E19バッテリーの紹介と寿命に気づいた過程について紹介しました。寿命はだいたい4年くらいです。
EOS R3、EOS R1を使っている方は、購入して4年経ったら、そろそろ新しいLP-E19バッテリーの購入時期だと思ってくださいね。
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