仕事で自然教育プログラムを創らなければならなくなりました。
私の本当の専門は、分子生物学と生物化学ですので、これらに関する実験は出来るのですが、いかんせん、お金がかかりすぎます。
ここ八丈島ですと、私は、そのへんに落ちているものを使って、研究を始めてしまいます。
しかし、舞台は都心です。
昨日のブログでも登場したヘゴの森の先輩ガイドさんは、植物の知見がとても深いです。先輩が植物ならば、私は野鳥でしょうか?
そんなわけで、視察をしてきました。
今日は、「2022年2月中旬、東京港野鳥公園の周辺へ行ってきました」と題してのお話です。
東京港野鳥公園への行き方の例
東京港野鳥公園の場所はこちらにあります。
私は、八丈島に住んでいますので、羽田空港スタートですね。そうしますと、ほぼ必ず乗るのが東京モノレールです。
モノレールは各駅停車をご利用ください。東京港野鳥公園は、流通センター駅が最寄りとなります。

コインロッカーはあるのですが、SuicaなどのICが使えましたが、iPhoneのSuicaは使えませんでした。
駅の出口を右に曲がり、広い道路に出ましたらさらに右に曲がり、あとはまっすぐです。途中、大きな橋を渡ります。
川辺にはオオバン、川沿いの草むらにはツグミがいました。

広い道路を道なりに15-20分くらい歩きますと、東京港野鳥公園の入り口へ到着します。
東京港野鳥公園の入場料や周辺の様子

残念ながら、ご時世で、東京港野鳥公園に入ることは出来ませんでした。

これは仕方がないですね
でも、外からでも色々な情報が入手できました。
開園は9:00-16:30あるいは17:00。季節によって変わります。
入場料は、大人は300円。でも、私のようによく行きそう人は、年間パスポートの方がいいですね。

4回で元が取れます

東京港野鳥公園の森の管理をしていました

外からしか見られませんが、私にとっては面白い光景が見られました


分かりますでしょうか?
切られた枝が落ちていますね
限られた面積で効率よく、木々を繁茂させるために、管理されているのでしょう。
実は、東京港野鳥公園は、私が若い頃も来ていました
先ほども書きましたが、ご時世の都合で、東京港野鳥公園の中に入ることは出来ませんでした。でも、外に掲載されている看板によると、中は、様々な樹種で構成された森だけでなく、池、ヨシ原、干潟もあるようです。


限られた場所に、上手く詰め込みましたね
この記事を書くにあたり、公式ホームページも拝見させていただきました。そして、びっくりしました。
このページの昭和53年(1978年)―野鳥公園の誕生―の写真を見て思い出しました。若い頃、ここに来たことがあります。
写真でも分かりますように、奥の木々の高さが低いですね。私が行ったときもそうでした。
そして、シギやチドリの渡りの季節ではなかったので、何もいませんでした(笑)。
あれから30年経過しました。森は成熟し、隠れる場所も増えました。様々な野鳥が来るようになったでしょう。
初期から管理されていた多くの方々のご尽力でここまで来たのだと思います。人工的な自然公園の育成の成功例です。
繰り返しになりますが、今回は、東京港野鳥公園の中に入れず、残念でした。
でも、私が行ったときから30年も経っています。今、どうなっているのかとても楽しみです。
そして、生活と自然をつなぐ大切の場、学びの場として、子供たちに紹介できればと思います。