解説
私たちの生活を記録するために、最も使うのが焦点距離24-105 mmのズームレンズです。俗に標準ズームとよばれています。
子供の成長から家族イベント、ペットから始まり、日常風景、友人たち、旅先の思い出の記録用として、どの場面でも活躍します。
でも、写真を始めて少し経ちますと、
あれっ?
もう少し画角の外側も写らないかなぁ・・・
と思う人もいます。この方は、広角の視野を持つ、あるいは、広角の世界を写真で表現できるセンス持ち主です。
さて、このような広角の視野の使い手はどのようなレンズが必要でしょうか?
広角レンズには、単焦点レンズとズームレンズがあります。
単焦点レンズですと、16 mm、24 mm、28 mmがあります。専用設計ですので、高解像度でそれでいて軽くて比較的安いものが多いです。
ズームレンズですと、16-35 mmが一般的で、変わり種ですと、10-20 mm、11-24 mm、もっと変わっているものですと8-15 mmの魚眼レンズというのもあります。
ズームレンズの魅力は1本で広い範囲の画角を選択できる点です。そして、各カメラメーカーとも、焦点距離16-35 mmクラスの素晴らしいレンズをラインナップしています。
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Sonyの12-24 mmズームレンズ
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Sonyの16-35 mmズームレンズ
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Nikonの14-24 mmズームレンズ
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Nikonの14-30 mmズームレンズ
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Nikonの17-28 mmズームレンズ
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Canonの15-35 mmズームレンズ
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Canonの15-30 mmズームレンズ
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EF16-35mm F4L IS USM
私はCanonのEF16-35mm F4L IS USMを使っています。発売は2014年6月ですので、9年前のレンズです。
古いレンズでも大きな絞り値(F8-16)に設定して使用すれば、それほど粗は目立ちません。
さらにRAWで撮影しますと、Adobe Lightroom Classicで修正も可能ですので、私はまだまだ現役として使えると思っています。
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長所
- F2.8のレンズに比べてコンパクトです。
- 魚眼レンズと異なり、レンズの前面にフィルターがつけられます。
- ズーミングによるレンズ長が変化しません。
- マニュアルフォーカスが使いやすいです。
- Image Stabilizerが付いています。手ぶれ補正のおかげで、かなり暗い場所でも手持ち撮影ができます。
- 防塵防滴です。八丈島には必須です。
短所
- F2.8のレンズではないので、星景写真などでは粗が出ます。
- 超広角レンズの宿命ですので、フィルターは薄いものを使わないと、16 mm側で周辺がけられます。短所というか注意点です。
作例
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