今朝はとてもいい天気でしたね。八丈島の三根小学校、大賀郷小学校では運動会が行われました。
八丈島では、小学校の運動会がある日は、ご家族が応援に駆けつけますので、ごみの収集がお休みになります。古き良き日本が、この島にはあります。
午前中は良かったのですが、お昼ごろから土砂降りとなりました。私は、午前中に大部分の環境調査を終えました。
せっかく外に出ましたので、色々見てきました。。
今日は、「2021年11月3日、晴れ、豪雨、曇りの東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。
ヒドリガモ
午前中、ついでにと思って、フィールドをチェックしました。
ヒドリガモがいました
モネの印象派の絵っぽい水面を泳ぎながら、水草を食べていました。最近の八丈島は、続々と冬鳥が渡ってきていますね。
オシドリ
私は、オシドリをきちっと見たのは八丈島に住んでからです。よく結婚式のスピーチで出てくる「おしどり夫婦」のおしどりはこの鳥です。
ただ、バードウォッチャー同士の結婚式では、この「おしどり夫婦」の言葉は禁句だったりします(笑)。オシドリは、毎年パートナーを変えるといわれており、結婚と離婚を繰り返すからです。
遠くにカモのような野鳥が見えました。撮影してみますと、オシドリの群れであることが分かりました。
さすがに、土砂降りでしたので、木の下に避難していました。
ムナグロ
「ガイドさんにとって、八丈島で一番身近な野鳥は何ですか?」
と尋ねられましたら、私は、迷わず、ムナグロと答えます。本来、ムナグロは、干潟のようなところにいて、フィールドスコープを使ってやっと見られる野鳥です。
でも、八丈島に来てムナグロといい関係を築いてからは、様々なシーンを見せてもらっています。
コツは無理やり近づかないことですね
土砂降りが始まりました。ムナグロは、雨の中、たたずんでいました。
この豪雨の中、ムナグロはどうするのかと観察していましたら、私の方へ歩いてきました。
豪雨の中のムナグロも、私にとってはレアでした。せっかくですので、レンズもカメラもずぶ濡れになりましたが、撮影しました。
三原滝
今日の八丈島の雨の勢いはすごかったですね。このような豪雨が突然起きますので、八丈島の旅では、レンタカーがおすすめです。
車は、雨からの避難所になりますからね
雨の量が桁違いの八丈島。これだけ降れば、レアなものも見られるはず。
そう思って、坂上へ行きました。そして、三原山を見ますと、そこには巨大な滝が出現していました。
三原滝です
通常は、ただの崖なのです。でも、豪雨のあとは、落差80 mの滝が出現します。
せっかくですので、動画も撮影しました。
豪雨になってからは、私は、林道や登龍道路へ行くのは避けました。大雨のあと、土砂崩れが起きるからです。
知り合いの自然ガイドさんからは、
様子を見るために、1日か2日間は待ったほうがいいよ
と言われていますので、私もそれにならっています。八丈島に旅行の際は、天候と地形の変化には特に気をつけてくださいね。