2021年11月3日、晴れ、豪雨、曇りの東京都八丈島を回ってきました

八丈島のフィールド

今朝はとてもいい天気でしたね。八丈島の三根小学校、大賀郷小学校では運動会が行われました。

八丈島では、小学校の運動会がある日は、ご家族が応援に駆けつけますので、ごみの収集がお休みになります。古き良き日本が、この島にはあります。


午前中は良かったのですが、お昼ごろから土砂降りとなりました。私は、午前中に大部分の環境調査を終えました。

せっかく外に出ましたので、色々見てきました。。


今日は、「2021年11月3日、晴れ、豪雨、曇りの東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。


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ヒドリガモ

午前中、ついでにと思って、フィールドをチェックしました。

ヒドリガモがいました

モネの印象派の絵っぽい水面を泳ぎながら、水草を食べていました。最近の八丈島は、続々と冬鳥が渡ってきていますね。

ヒドリガモMareca penelope
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

オシドリ

私は、オシドリをきちっと見たのは八丈島に住んでからです。よく結婚式のスピーチで出てくる「おしどり夫婦」のおしどりはこの鳥です。

ただ、バードウォッチャー同士の結婚式では、この「おしどり夫婦」の言葉は禁句だったりします(笑)。オシドリは、毎年パートナーを変えるといわれており、結婚と離婚を繰り返すからです。

遠くにカモのような野鳥が見えました。撮影してみますと、オシドリの群れであることが分かりました。

さすがに、土砂降りでしたので、木の下に避難していました。

オシドリAix galericulata
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ムナグロ

「ガイドさんにとって、八丈島で一番身近な野鳥は何ですか?」

と尋ねられましたら、私は、迷わず、ムナグロと答えます。本来、ムナグロは、干潟のようなところにいて、フィールドスコープを使ってやっと見られる野鳥です。

でも、八丈島に来てムナグロといい関係を築いてからは、様々なシーンを見せてもらっています。

コツは無理やり近づかないことですね

土砂降りが始まりました。ムナグロは、雨の中、たたずんでいました。

この豪雨の中、ムナグロはどうするのかと観察していましたら、私の方へ歩いてきました。

豪雨の中のムナグロも、私にとってはレアでした。せっかくですので、レンズもカメラもずぶ濡れになりましたが、撮影しました。

ムナグロPluvialis fulva
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

三原滝

今日の八丈島の雨の勢いはすごかったですね。このような豪雨が突然起きますので、八丈島の旅では、レンタカーがおすすめです。

車は、雨からの避難所になりますからね

雨の量が桁違いの八丈島。これだけ降れば、レアなものも見られるはず。

そう思って、坂上へ行きました。そして、三原山を見ますと、そこには巨大な滝が出現していました。

三原滝です

通常は、ただの崖なのです。でも、豪雨のあとは、落差80 mの滝が出現します。

三原滝
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM

せっかくですので、動画も撮影しました。

豪雨になってからは、私は、林道や登龍道路へ行くのは避けました。大雨のあと、土砂崩れが起きるからです。

知り合いの自然ガイドさんからは、

様子を見るために、1日か2日間は待ったほうがいいよ

と言われていますので、私もそれにならっています。八丈島に旅行の際は、天候と地形の変化には特に気をつけてくださいね。

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