本土では普通の鳥、八丈島ではレアな鳥

動物

私は、すべての生き物の価値は等価と考えています。

これは好きだけど、これは嫌い

ということは無いです。ですので、珍鳥に引かれることも全く無いです。

出会えればラッキーくらいの気持ちです

まあ、ヤンバルトサカヤスデを研究していたくらいですからね(笑)。

さて、八丈島に来てから、

あれ?

全然出会えない・・・

という野鳥に気が付きました。


今日は、「本土では普通の鳥、八丈島ではレアな鳥」と題してのお話です。


今日紹介する野鳥の中で、八丈島ではどれがレアな野鳥でしょうか?

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スズメ

スズメは私が最初に覚えた野鳥です。あなたは、スズメを正確に区別することは出来るでしょうか?

私は出来ませんでした

バードウォッチングを始めて、家にあった双眼鏡を持ち出して、テレビのアンテナに留まっていた鳥が最初の出会いです。

もちろん、何だか分からない鳥でしたので、図鑑で調べました。

スズメってこんな模様をしていたんだ・・・

と驚いた気持ちは、今でも続いています。

スズメPasser montanus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ムクドリ

私が大学生のとき、バードウォッチングのサークルに入っていました。そのサークルは今でもあります。

大学時代のフィールドでは、ムクドリとコムクドリが繁殖していました。コムクドリは夏鳥でしたので、早めに去り、一方、ムクドリは巨大な群れを形成し、街では嫌われ者になっていましたね。

先日も、東京港野鳥公園へ行ったときも、ムクドリを観察することが出来ました。

ムクドリSturnus cineraceus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ハクセキレイ

本土ですと、ハクセキレイは煙突に巣をつくります。バードウォッチングの初心者のころ、ハクセキレイの巣を見つけて、観察をしたのを覚えています。

ハクセキレイは、長い尾羽を上下に動かすのが特徴的ですね。ところが、巣立ち雛はその尾羽が短かったりします。

八丈島でも今年はたくさんハクセキレイと対話ができました。

ハクセキレイMotacilla alba lugens
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ヒヨドリ

ヒヨドリは、私との距離が近くなったり遠くなったりと観察には難しい野鳥です。でも、スズメと同様に、身近な野鳥の一種です。

巣、巣立ち雛、カッコウに托卵された親鳥など、これまでにいろいろなヒヨドリの姿を観察させてもらいました。

ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

スズメ、ムクドリ、ハクセキレイ、ヒヨドリを紹介しました。さて、八丈島で留鳥はどれでしょうか?

実は、スズメとヒヨドリです

ハクセキレイはこれからの季節はいなくなってしまいますし、ムクドリにいたっては、八丈島では、超レアな野鳥です。

日本は狭いと思っても、その狭い地形の中で、野鳥にとっては生活しやすい、生活しにくいがあるんですね。八丈島に住んでから、自身の経験は当たり前ではないことを知りました。


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