8年間八丈島に住み続け、これまで野鳥写真を取り続けてきました。シャッターは30万回以上切ってきたと思います。
ここまできますと、もうそろそろ写真をまとめても良いのではないかと思ってきました。
そんなことから、最近はこれまで撮影してきた写真を見直しています。ですが、
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もう、写真が多すぎ!!!
とあまりの多さに泣きそうな毎日を送っています。
その中で、八丈島に来る前に撮った写真も出てきました。
当時は現役の研究者でした。日曜日に洗濯と掃除をし、終わりましたらカメラを持って撮影と気分転換をしていました。
当時の懐かしさが戻ってきました。
今日は、「休日野鳥写真家だったときの思い出とメーカーに作って欲しい超望遠レンズについて」と題してのお話です。
富山県では楽しい休日を過ごしていました
私は、八丈島に来る9年前は富山県にいました。富山県は、飛騨山脈、水田地帯、富山湾と地形に恵まれており、お米から海のものまで食べ物が美味しく、隠れた名所だったりします。
休日、30分も車を走らせれば、野鳥との出会いもできました。仕事ばかりの私にとっても息抜きがしやすい土地でした。
意外と野鳥との距離が近かった富山県
トビ
海の近くでは、漁港のおこぼれや砂浜に打ち上げられた魚を狙ってトビが頭上を飛んでいました。
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EOS 6D+EF400mm F5.6L USM
シジュウカラ
海岸の防風林近くには、シジュウカラも多く、近くに隠れている雛に餌を運ぶ姿も見られましたね。
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EOS 6D+EF400mm F5.6L USM
ウミネコ
砂浜へ行きますと、かなりの確率でウミネコと出会いました。八丈島ではウミネコとの距離は当時よりも近いですが、ウミネコがどんな野鳥なのか双眼鏡で観察したのを覚えています。
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EOS 6D+EF400mm F5.6L USM
ミユビシギ
秋の渡りにはシギも通過しました。ミユビシギは波によって姿を現す餌を狙って、波と一緒に海に近づいたり離れたりの行動が見られました。
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EOS 6D+EF400mm F5.6L USM
キンクロハジロ
冬になりますとカモが渡ってきます。有名なのはオオハクチョウですが、その他にも、コガモ、マガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ、オナガガモ、オオバン、そして写真のキンクロハジロも身近に見られました。
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EOS 6D+EF400mm F5.6L USM
ヒヨドリ
私が住んでいたところは雪が積もりましたので、雪景色の野鳥も見られました。大雪の中、寒さの中で待ち、餌を食べるヒヨドリが見られたのもいい思い出でしたね。
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EOS 6D+EF400mm F5.6L USM
私は今も昔も焦点距離400 mmの超望遠レンズが好きですが、2025年は軽量の焦点距離600 mmのレンズの方がいいかも?
掲載した写真は、すべて焦点距離400 mmの超望遠レンズで撮影しました。しかし、ミユビシギとヒヨドリの写真以外はトリミングをしていません。しかも、上述の2枚も邪魔なものがある端を少し切っただけです。
最近の野鳥写真は、解像度の高い高価なカメラを使い、トリミングをするのが主流のようです。しかし、当時の私の場合はカメラにお金がかけられませんでした。
焦点距離の短いレンズと安いカメラを使用し、射程距離に入った野鳥のみを撮影しました。
しかし、今は2025年。道具は進化しています。短い焦点距離400 mmのレンズを使って野鳥を飛ばしてしまうよりも、より長い焦点距離のレンズを使って野鳥も撮影者もお互い楽に撮られ撮影する時代となりました。
ライトバズーカとよばれるズームレンズが登場したのもこの事情かも知れません。
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ただ、野鳥写真においては、通常最長の焦点距離を使います。
ならば、
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ズーム機能は省略してもいいのでは・・・?
と私は思っています。
Nikonは他のメーカーに先駆けて、NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sという軽量な焦点距離600 mmの単焦点レンズをラインナップに入れてきました。値段は70万円と高いですが(それでも焦点距離600mm F4よりはずっと安い。)、機能・重さともバランスの取れた休日野鳥写真家には夢のようなレンズだと私は思います。
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上記と同等のレンズは、私が使っているCanonにはありません。でも、もし蛍石レンズ使用で焦点距離600 mm F5.6、Lレンズ、そして、重さが2 kgを切っていたならば、迷わず買いますね。
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Canonさん、この夢のようなRFレンズで作ってくれませんか?
八丈島にお客さんがいますよ(笑)
今日は、「休日野鳥写真家だったときの思い出とメーカーに作って欲しいレンズについて」と題してのお話でした。
私が昔住んでいた自然豊かな富山県のフィールドと野鳥、そして、休日野鳥写真家にピッタリな焦点距離600 mmのレンズのお話をしました。
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