今日(2021年7月28日)の午前中はデスクワーク、午後は少し外に出ました。今日の八丈小島はこんな感じで、とても穏やかでした。
八丈島に移住する前、私は国家プロジェクトの研究員でした。そして、その場所は富山県でした。
富山県といえば、有名なアニメ制作会社がありますね
詳しいですね
私も若い頃はけっこうアニメを見ていましたのですが、最近はあまり見なくなりました。別にアニメがつまらないとか、卒業したとかではなく、何となく離れていました。
そんなとき、富山県の魚津水族館の館長さんからLINEが届きました。
今日は、「P.A.WORKS制作の「白い砂のアクアトープ」の富山県の聖地、魚津水族館について」と題してのお話です。
初めに、画像の著作権はとても厳しいです。
例えば、私のブログの写真を勝手に使った場合、著作権の侵害になり、刑事事件としての処罰あるいは民事として損害賠償の対象になります。そして、それはアニメ作品についても同様です。
ですので、P.A.WORKS制作の「白い砂のアクアトープ」で出てくる画像は、本ブログでは、一切使っていません。TV、DVD、Blu-ray、あるいはアマゾンプライムなどで正規に見てくださいね。
P.A.WORKSを知らない人のために
アニメを見ない人でも、「鬼滅の刃」、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などのタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか?それぞれ、アニメ制作会社のufotable、京都アニメーションが制作しています。
そして、その有名な会社と肩を並べる制作会社が、富山県にはあります。P.A.WORKSといいます。
昔のタイトルですと、若者の成長を描いた「true tears」、ホラー・ミステリーの「Another」などがあります。P.A.WORKSのある富山県南砺市の城端曳山祭りは「true tears」に出てくる架空の祭りのモデルですし、庄川用水合口ダムは「Another」に出てくる殺人現場(物騒ですが・・・。)でもあります。
その他、「花咲くいろは」、「SHIROBAKO」、「サクラクエスト」なども有名ですね
さすがですね
魚津水族館について
私がTwitterでつぶやいた「先生」とは、魚津水族館の館長さんです。富山県の国家プロジェクトの研究員時代に知り合いになりました。
当時は、先生を始め、魚津水族館のスタッフの方々には、本当にお世話になりました
そして、辞める最後の年でしたので、論文に出しきれなかったことが、今でも心残りです。
本当にすみません
さて、魚津水族館は富山県魚津市にあります。
現存する水族館の中で、日本で一番古い水族館といわれています。日本初のアクリル製の水中トンネルがあります。
館内の様子は、直接入場して見ていただければいいとして、雰囲気はタイトルの「白い砂のアクアトープ」で出てくる「がまがま水族館」ととても良く似ています。
館内では、おさかなショー、冬から春にかけてのシーズンには、生きたホタルイカも展示しています。
魚津水族館は「白い砂のアクアトープ」の聖地だと思います
ネットでは違うという意見もあるのですが・・・
確かに土地は、沖縄県南城市が聖地ですね
でも、エンドクレジットで確認してほしいのですが、監修が魚津水族館です
そして、展示ではなく、魚津水族館の展示水槽の裏側が「がまがま水族館」ととても良く似ているのです
以前、仕事で水族館の裏側を見学させていただきましたが、例えば、事務作業机の左右は書類で山積みだったり、展示の裏側がパイプや小さな実験用の水槽でいっぱいだったり、本当にそっくりでした。
また、「がまがま水族館」は運営が厳しく閉館間際で、主人公の1人の「海咲野くくる」さんが語る金銭のセリフ一つ一つが生々しいですね。
実際、水族館の運営はとても大変です。例えば、魚津水族館の館内の海水は富山湾の海底からポンプで組み上げます。ポンプやパイプは経年劣化します。光熱費も馬鹿になりません。
館長さんの仕事も大変です
「白い砂のアクアトープ」はアニメです。全てがリアルではありません。
ですが、スタッフの方々は朝から館内と水槽の掃除から始まり、イベントでは表立って、子供たちのお相手をする姿はアニメの内容と本当に重なります。
館長さんもご自身の仕事があるのにも関わらず、魚津水族館のPRのために、声がかかればどこへでも出かけ、講演をします。私がいた研究機関にもご講演にいらっしゃっていました。
魚津水族館には、第2話で出てくるフンボルトペンギンもいます
ここは館外なので撮影しました。ペンギンのお食事タイムもあります。
さすがに、もう1人の主人公の元アイドルの「宮沢風花」さんは出てきませんが、フンボルトペンギンは健在です。
羽根の輪やくちばしのピンクのラインまで、「白い砂のアクアトープ」で出てくるペンギンと一緒です。
長々と書いてしまいましたね。魚津水族館を久々に思い出しました。
そして、とても懐かしかったです
「白い砂のアクアトープ」は絶賛放映中です。お近くの方は、ぜひ、魚津水族館へ足を運んでくださいね。
そして、海の生き物の魅力だけでなく、水族館の運営の難しさや存在意義も、視野を広げて考えていただければ幸いです。
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