2026年冬から春にかけて雨の八丈島の環境で過ごす野鳥たち

動物

八丈島に住んでいますと、もちろん晴れの日もあるのですが、曇りや雨の日が普通だったりします。これは、海洋性の湿潤気候によるものです。

また、本土のように周辺が山ではないため、強風は減速なしにそのまま八丈島に当たります。ですので、強風の日も多かったりします。

そんな環境の中、野鳥は、自身の環境耐性に合わせて活動します。

暴風雨の時はさすがに活動しませんが、風が弱い雨の日は意外と観察できます。


今日は、「2026年冬から春にかけて雨の八丈島の環境で過ごす野鳥たち」と題してのお話です。


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イソヒヨドリ

秋のなわばり争いに勝ったオスは、メスをなわばりに受け入れます。そして、春になりますと、明らかにペアと分かるように一緒に行動し始めます。

ずっと観察していますと、オスは冬から春にかけて少しずつ見張り台の場所を変えています。

オスは雨の日も姿を見せることがあります。

イソヒヨドリMonticola solitarius
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

タヒバリ

八丈島では、タヒバリは冬鳥です。牧場でよく見られます。

本土に比べて比較的温かいので昆虫を食べる時もありますが、主にウシの餌のおこぼれを狙っています。

ちゃっかりしていますね

そんなタヒバリですが、雨の日は行動が変わります。

雨が降りますと、地面が柔らかくなり、同時に地中に潜っていた昆虫の幼虫が呼吸のために地表付近に集まります。

雨の日のタヒバリは千鳥足のような歩き方をしていますが、それは餌を探している行動です。

タヒバリAnthus spinoletta
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ツグミ

ツグミも冬鳥として八丈島に来島していました。羽数は先ほどのタヒバリよりも少ないです。

雨の日は、タヒバリと同様に地面を掘り返し、昆虫の幼虫を食べることが観察されます。

ツグミTurdus eunomus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

スズメ

八丈島で野鳥を観察していますと、スズメの羽数の増減に気が付きます。巣立ちの時期や秋に大幅に羽数が増え、しかし、春になりますと最終的にバランスが取れています。

冬の時期、雨に負けじと生活するスズメをよく観察しました。

私はスズメを見ていましたが、スズメは春に備えて、餌場、巣材を集める場所、巣を作る場所をマークしていたみたいですね。

スズメPasser montanus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

キンクロハジロ

2026年冬で、八丈島で一番長い期間観察できたのはキンクロハジロでした。

初めはペア。途中から1羽になりました。

冬は上空ではノスリ、地上では野良ネコが頻繁に見られました。もしかしましたら、襲われてしまったのかも知れません。

野生の世界では死は身近に起きることですので、これは仕方がないですね

八丈島では、他の野鳥と比較して、カモの仲間は主に水上で生活をします。

キンクロハジロは水中に潜って餌を採りますので、雨には強い野鳥ですね。

キンクロハジロAythya fuligula
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

キジバト

八丈島では、羽数の順番はスズメ、ヒヨドリ、キジバトです。しかし、私たちの生活では、道路でよく見かけることから、キジバトが一番身近に感じます。

キジバトは、他の野鳥と異なり、雨の日でもよく観察できます。土砂降りなのに餌を食べたりしていますし、そうかと思えば木に止まって雨を凌いだりします。

また、繁殖となりますと、巣の場所は上記と違う所に作ったりします。

雨の日に観察していますと、私の予想・想像とは異なる行動をしています。

観察していて、キジバトも飽きないですね

キジバトStreptopelia orientalis
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ミサゴ

八丈島ではミサゴも冬鳥。ミサゴは、魚鷹とよばれるように、魚専門の鷹です。

本土では水辺あるいは海沿いで見られます。

八丈島の海岸線は、八丈富士と三原山の噴火の過程で流れ出した溶岩でできています。ミサゴはゴツゴツした溶岩上に止まっていることが多いです。

ところが、ミサゴは八丈島の中央を横切ることがあります。

撮影したのはたまたま雨ですが、八丈島では「ミサゴ=海沿い」というのは偏見のようですね。

ミサゴPandion haliaetus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2026年冬から春にかけて雨の八丈島の環境で過ごす野鳥たち」と題してのお話でした。

八丈島は、もちろん晴れの日もあるのですが、曇りや雨の日が普通です。そんな中、冬から春にかけて、特に雨の日に活動するイソヒヨドリ、タヒバリ、ツグミ、スズメ、キンクロハジロ、キジバト、ミサゴを紹介しました。


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