2024年秋、東京都八丈島で仕掛けたトレイルカメラの成果2

八丈島のフィールド

最近の八丈島は、晴れ、曇り、雨と目まぐるしく天気が変わります。

晴れでなくて残念・・・

と思うかもしれませんが、今年の夏の八丈島はほとんど雨が降りませんでしたので、野生動物にとっては恵みの季節となりました。

さて、仕掛けているトレイルカメラのお話です。前回は、イソヒヨドリとヤモリが来ていました。

今回の結果はどうなったでしょうか?


今日は、「2024年秋、東京都八丈島で仕掛けたトレイルカメラの成果2」と題してのお話です。


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秋はトレイルカメラのバッテリーの持ちはいい

私は過去に何度かトレイルカメラを仕掛けたことがあります。

アルカリ電池はすぐに空になってしまった経験から、何度も再充電して使えるエネループに電源を替えました。

それでもバッテリーチェッカーで残量を計測すると、数日で空になることが分かっていました。

ところが、10月は電源の再充電はしていません。

そいういえば、過去は冬に仕掛けたことが多かったか・・・

気温が下がりますと、バッテリーが空になる時間が早くなります。

平均気温が25˚C前後の秋は、トレイルカメラを長期間仕掛けるのにはちょうどいい季節なのかもしれませんね。

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今回の水浴び場のお客様

ヒヨドリ

前回はイソヒヨドリのメスが来ていました。今回は本物のヒヨドリです。

紹介しませんが撮影されたすべての写真を見ますと、ヒヨドリは日をまたいで何度も来ていることが分かりました。水浴びの瞬間が撮影されていないことから、水飲み専用で使っているようです。


モズ

八丈島でもモズの高鳴きが始まっています。鳥類のホルモンバランスは気温よりも日長に依存しているといわれています。

今年の八丈島は気温が高いのですが、そんなものは関係なくモズの行動は変化しています。

写真に写っているのはメス。将来、この水浴び場周辺で巣を作るのでしょうか?


カラスバト

八丈島では、カラスバトは警戒心の強い野鳥として知られています。山で撮影するのは難しいですね。

森の中では、偶然出くわさない限り、撮影はほぼ無理です

ですので、水浴び場を作ったはものの来るのはキジバトと思っていました。

ところが、撮影された写真を確認してみますと、画面から思いっきりはみ出した巨大な野鳥が写っていました。

これがカラスバトです

確かに、この水浴び場の周辺でカラスバトを見たことはあったのですが、本当に来るとは思っていませんでした。

貴重な体験をしましたね


大型のカエル

今回撮影されたトレイルカメラの写真はほとんどカラーでした。つまり、昼間に撮影されたものです。

ところが、1枚だけ夜間に撮影された白黒写真が含まれていました。

何で写ったんだろう・・・?

写真をくまなく見て、前後の写真と比較しますと、大型のカエルが写っていました。

八丈島では、侵入種のガマガエルが住んでいます。ただ、彼らは水の多い場所に住んでいます。

私は水の無い場所に風呂桶を仕掛けました。なぜカエルがいるのでしょうか?

調べたいことがまた1つ増えましたね

赤丸の中に大型のカエルが写っていた。

今日は、「2024年秋、東京都八丈島で仕掛けたトレイルカメラの成果2」と題してのお話でした。

水浴び場は、水のない場所に仕掛けました。ずっと水浴び場を維持していますと、野生動物の生活圏に取り込まれていきます。

前回はイソヒヨドリのメスとヤモリでした。今回の水浴び場のお客様は、ヒヨドリ、モズのメス、カラスバト、カエルでしたので、お客様は大幅に増えていますね。

これからもずっと観察していきたいと思います


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