八丈島に住んでから、プロの写真家さんや都内のカメラ屋さんと知り合いになりました。写真の勉強をさせていただいたり、買う予定のなかったものが増えてしまったり(笑)、良きも悪きも写真と接する機会が大幅に増えました。
八丈島に移住してから3年間活躍したものとして、今日は、「写真撮影関連であると便利な5点について」と題してのお話です。
防湿庫
八丈島の気候はとても過酷です。梅雨の時期は霧に包まれ、湿度は100% R. H. になります。室内は除湿機がないとカビだらけになってしまいます。
名前は名誉のため出せませんが、いくつかの有名メーカー製のカメラはエラーを出して止まってしまうほどです。
そういうわけで、八丈島であると便利なもの、というよりも、一番必要なものは防湿庫です。湿度の高い環境での撮影のあと、防湿庫に入れておくだけでカメラ機材の除湿できますので、安心できます。
防湿庫は価格が高いものは高いのです。私は安価なHOKUTOのものを超望遠レンズ用と一般レンズ+カメラ用として2台使っています。
中はスポンジ付き棚が二つ、デジタル湿度計が入っています。棚を全て外すと、小さいながら、600 mmの超望遠レンズも縦置きにするとぴったりと収納できます。
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L字プレート
最近はアルカスイスプレート互換の三脚の雲台が広まっています。互換の雲台を使っている方であれば、L字プレートをカメラにつけておくだけで、短時間にカメラを複数の三脚へのせ換えることができます。
とても便利なグッズです。L字プレートは安いものから、カメラのボディーにフィットした高価なものまであります。
価格の安いL字プレートはどのカメラでもつけられます。ただ、着けるだけなので、レリーズの場所とぶつかるときは、当たらないように斜めにしてつけたり、データを転送するコードのアクセスなどの場所にぶつかるときは、使用後は毎回外さなければなりません。少々不便です。
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一方、価格の高いL字プレートは機種限定です。私の場合はEOS 6D Mark IIにKoowl製の専用のものを着けています。ただ、このL字プレートメーカーは少々EOS 6D Mark IIの形状の調べ不足で、完全にフィットしてL字プレートを着けてしまうと、レリーズのコネクタとぶつかります(悲)。
対策として、レリーズコネクタの当たる部分を少し空けて着けています。製品が良いだけにとても残念です。
私は、Koowl製のL字プレートに関しては、失敗しました。ですので、機種限定のL字プレートを購入する場合は、実店舗で一度試した方がいいと思います。
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アンカーリンクス
これは私が欲しいものです。PeakDesign製のもので、カメラのボディーに小さな円盤がついている紐をつけ、ストラップの端に受け皿をつけます。ストラップ使用時は両者を結合、未使用時は外せます。
八丈島の風はとても強いです。ストラップをつけっぱなしですと、旗のようにはためき、スローシャッターなどの三脚撮影時はぶれます。
ストラップが簡単に外せるというのは、山や海などの風の強い場所での風景撮影ではとても魅力的な商品です。今後確実に購入する品です。
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フルフレームセンサースワブ+センサークリーニング液セット
先日撮った写真です。
赤丸の箇所にゴミついていますね。初めはレンズのゴミかと思いました。
ブローでセンサを拭いても、柔らかいはけで履いても完全には取れませんでした。
サービスセンターでセンサをきれいににする方法もありますが、八丈島では時間がかかります。
そこで、このフルフレームセンサースワブ+センサークリーニング液セットです。
説明書が英語なので、読めない人はびっくりするかもしれませんが、大丈夫です。YouTubeで検索すれば日本語の動画で使用方法が出てきます。
私の場合は、ISOの感度を200、絞りをF16に設定しました。光源近くでシャッターを切り、上述のような写真を撮って記録としました。
次はゴミ除去操作です。
- スワッブの左右往復の乾拭き>写真撮影で確認(これで汚れが取り除けたら、ここで終了。)
- 洗浄液を2滴垂らしたスワッブの左右往復>確認(多くの場合はこれで大丈夫なはず。)
- 洗浄液を2滴垂らしたスワッブの左右往復>確認
私のケースは、3回目の除去操作で、ようやくセンサがきれいになりました。
注意点:センサはとても汚れやすく傷つきやすいので、スワッブの使い回しは厳禁です。左右拭いたらすぐに捨てください。
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ショルダー型カメラバッグ
私は、ザック型とショルダー型の2種類を使い分けています。でも、車の移動で、風景、植物、野草、キノコの撮影に限定すると、Lowepro製のショルダー型のカメラバッグを好んで使っています。
このカメラバッグは使い勝手がとてもいいです。幅の太いショルダーベルトには、パッドがついており、肩への負担が少ないです。
カメラ1台、広角ズーム、標準ズーム、望遠ズーム、標準マクロ、望遠マクロ各1本ずつ、卓上三脚2つ、その他諸々を収納できます。ですので、野鳥写真を撮らない場合は、このバッグ1つで済ませています。
中の仕切りはアレンジができ、小物入れも充実して、雨用のカバーもついています。
私が持っている全部のレンズを持ち運ぶと、かなりの重量になります。ですので、使い方は、カメラバッグ本体は車に置き、特定のレンズをカメラにつけて歩き回る撮影方法を選択しています。
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長々と書きましたが、全ておすすめです。カメラのサポート機材として気になるものがありましたら、使ってみてくださいね。