みなさん、お久しぶりです。本業と病院通いでブログの更新が滞っていました。
八丈島は病院があります。しかし、人口と予算の関係で専門性の高い医療を受けることはできません。
ですので、定期的に専門医が来島され、そこで治療が必要と判断されましたら、都心の病院へ行くことになります。

これは・・・
手術になる可能性が高いですね

1回、私の病院へいらしてください

そうなりますよね・・・
今日は、「2025年12月中旬、東京都八丈島から都心の病院へ診察を受けに行ってきました」と題してのお話です。
八丈島ー都心間の旅費の島民割引やサポート
都心の病院まで通院と言われてしまいましたが、旅費は馬鹿になりません。ANAと東海汽船では島民割引をされています。
八丈島アイきっぷ
東海汽船

また、条件を満たせば、八丈町から半分の旅費をサポートされる制度もあります。
都心での宿をとるのは大変になりました
私が八丈島に来たころは、都心にある島嶼会館の宿は簡単に予約ができました。島民にとっては
強い味方でした。
ところが、最近はいつも予約でいっぱいで島嶼会館=島民の宿とはなっていません。

理由は分かりませんが、八丈島から島嶼会館の予約はとれないですね
さらに、昨今の物価上昇から宿泊費は暴騰しました。

通院には一泊は必ず必要ですので、これからの通院が大変そうです

八丈島から羽田への空旅
紆余曲折あり、旅費の割引の準備、宿をとり、いざ出発です。
当日はほぼ無風。綺麗な青空の中、ANAの飛行機は飛び立ちます。
翼より少し後ろの窓際の席に座りますと、このような写真が撮れます。
八丈島‐羽田間(都心からですと羽田‐八丈島間)は1時間弱。とても短い空の旅ですが、ぜひ楽しんでください。

都心の経済活動の凄さを別の角度から知る
八丈島は、周りは海、陸地は人が住んでるエリアはわずかでほとんどが森です。八丈島が美しい自然を持つ国立公園に指定されているのは、誰が見ても明らかだと思います。
ですので、植物アレルギーの人は除いてですが、空気は綺麗ですし、湧き水から作られた水も美味しかったりします。
八丈島空港を出発し、羽田空港に着陸する時、窓の外を見ますと、不思議な光景が見られます。東京の上空が地上から標高数百メートルに渡り、茶色い空気の層に覆われているのです。
これは、工場や車からの排気ガスだと思われます。東京都は日本の総生産の20%の担っており、その結果としてのこの環境となっているわけです。
八丈島は、島民の努力に加え、東京都の支援により、少しずつ台風の災害から復旧が進んでいます。


八丈島が、都心の方々の綺麗な空気と水のオアシス的な位置づけにとなればいいですね

東京医科大学付属病院で診察
私は小さい頃から副鼻腔炎の症状がありました。正確には好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)の疑いがあり、薬では症状が緩和しないところまで来ていました。
今回、匂いのテストをしますと、嗅覚に異常が見つかりました。私が認識できる匂いと普通の人と大きな差があったことが初めて知りました。

昆虫の匂い受容機構の研究をしていたのに、自身はダメダメだったのには驚かされましたね(笑)
皮膚に針が刺さる瞬間と流れる血を見ながら採血をされ、実験動物の気分を味わいました。
採血の結果は次回に分かります。
生検用のサンプルをとられました。
組織中好酸球数(400倍視野:視野数22)が70個以上存在すると、好酸球性副鼻腔炎確定となるそうです。
その日のうちにでた結果だけで、好酸球性副鼻腔炎の診断基準であるJESRECスコアの11を越えていたことを、先生は私に伝えました。
私も元研究者。

医療の世界では、こういう風に追い詰めていくんだ・・・

これは面白い・・・
と、新鮮な気持ちで楽しめました。
医療というのは科学の面と人との対話の面の両方があります。私にとっては難しく不思議な分野だと思いました。

羽田空港の様子
診察を受けたら後は八丈島に直帰するだけ。八丈町から治療のための旅費の支援を受けるので、これは当然です。
それでも、羽田空港はけっこう楽しめました。
目的がないのに聞くのは怪しい人なのでやりませんでしたが、可愛い案内ロボットのMini MORKについ話しかけたくなりました。

羽田空港の建築は斬新で、いつも飽きが来ません。

そして、八丈島では密かに話題になっているのがこの乗り物。複数人乗り自動走行モビリティ(iino)というそうです。
八丈島行のゲートは一番端の47番。とても遠いです。左足首を骨折した時、乗ればよかったと思いました。

利用されている方がけっこういらっしゃいましたね


羽田から八丈島への空旅の楽しみ
八丈島旅行では、朝イチで八丈島に来島し、昼間を楽しみ尽くすのが定番でしょう。
しかし、1便の予約がとれなくてがっかりされる方もいらっしゃるかも知れません。しかし、3便は3便で唯一無二の景色を飛行機の窓から見ることができます。
携帯で撮影した1枚。1便で八丈島に行けないのは仕方がありませんが、この景色を見られるのですから、これはこれで有りですよね。
都心から八丈島に帰る時は、私はこれを見るために毎回3便を予約します。
携帯での写真の撮り方はここに掲載しています。

参考にしていただければ幸いです

今日は、「2025年12月中旬、東京都八丈島から都心の病院へ診察を受けに行ってきました」と題してのお話でした。
八丈島ー都心間の旅費の島民割引やサポート、都心での宿をとることの難しさ、八丈島ー羽田間の楽しみや都心の大気の状態、診察などの話題に触れました。
病院の方は、今のところ手術になる可能性が高いです。同じ悩みをされている方々に対して参考になると思いますので、これは今後のブログに書くつもりでいます。
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