2021年10月23日、大阪府大阪市西成区のにしなりサイエンスクラブを見学してきました

自由研究

私は、兼業の自然ガイドをしています。兼業ですので、他の仕事もあります。

今回は、ある科学教育の場を見学するために、大阪まで出張してきました。


今日は、「2021年10月23日、大阪府大阪市西成区のにしなりサイエンスクラブを見学してきました」と題してのお話です。


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大阪府大阪市西成区について

私は、研究者であったため、一般社会の情報にとても疎い人です。私にとっては、大阪府大阪市西成区はただの地名です。

ところが、ここがどのような場所なのか、知っている人は知っています。西成区は、人口11万人、そのうち生活保護を受けていらっしゃる世帯は23%の土地です。

それでも、人が住んでいる土地です。東京都の都心のようにきらびやかではありませんが、そこには人の生活があります。

大阪府大阪市安倍区と天王寺区の堺から見た風景。この奥に西成区があります。
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専属カメラマンが記録をとるために同行されました

今回は記録のため、専属のカメラマンが同行されました。とても若い方ですが、腕はバッチリです。

カメラマンさんとお話をしながら、西成区(あいりん地区は避けています。)内の人がなるべくいないところを歩き、周辺の様子の写真を撮っていただきました。

東京都にも場所によって見られる、グラフィティのようなものがたくさん見られました。

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にしなりサイエンスクラブの活動

にしなりサイエンスクラブは、私が運営している八丈サイエンスクラブの考え方をもとににしなり☆こども食堂に立ち上げられました。

最近、「親の収入格差が子供の教育格差につながる」と良く言われています。でも、本当にそうでしょうか?

私が現役の研究者時代、少ない研究費でも素晴らしい成果をあげたケースをたくさん見てきました。「お金がない≠研究ができない」ということはないのです。

その経験と考え方を子供たちの科学教育に注いだのが、私が運営する八丈サイエンスクラブです。

俗物的なものさしとして賞の話があります。個人的には賞は大嫌いですが、それでも、3年間1万円以下の低予算で、子供たちに賞をとらせることができました。

そう、工夫次第で何とでもなるのです


西成区のにしなりサイエンスクラブが、新しくできました。お金は全くありません。

でも、運営されている若い先生の方々の熱意が、そのハンディキャップを感じさせない世界を作っています。そして、その熱意は子供たちにも伝わっています。

子供たちがやっていた研究の内容は話せませんが、

子供たちはここまで熱くなれるのか・・・

と感嘆の連続の2時間でした。

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外の世界から見れば、大阪府大阪市西成区はある意味、問題があるのかも知れません。

でも、老若男女、知には限界はなく、それを小学校3年生から小学校5年生の子供たちが、研究としての成果を見せていただきました。

八丈島から、にしなりサイエンスクラブを見に行ってとても楽しかったです

あなた方のこれからの活躍を八丈島から応援していますね

【にしなり☆こども食堂】西成チャイルド・ケア・センター|西成チャイルド・ケア・センター
西成チャイルド・ケア・センターは、孤立した親・子どもがひとりもいない社会を目指して様々な活動をしています。特に、最も重要な活動である「にしなり☆こども食堂」は、地域の子どもたちにとってなくてはならない存在となっています。
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